ホーチミン市薄幸で貧しい子どもたちのためのモハメド・ヨセフさん
モハメド・ヨセフさん(青服)と恵まれない生徒たち
この15年間、ホーチミン市第1区カウコ居住地に住むモハメド・ヨセフさんは、現地の貧しい家庭、特にチャム族である幸せ薄い子どもたちを助けています。
ホーチミン市イスラム教コミュニティ代表委員会の社会慈善活動担当副委員長を務めることから、モハメド・ヨセフさんは常に、恵まれない状況にある家庭と接触しています。そのため、彼は、それぞれの家庭の貧しい状況をよく知っています。
毎年、新学期になると、彼は、現地の学校と連携して、ホーチミン市のみならず、アンザン省、タイニン省、ニントアン省に住むチャム族の貧しい生徒に自転車を贈呈します。2010年以来、彼は、600台の自転車を贈呈してきました。その他、2008年に、ヨセフさんはチャム族幼稚園の建設におよそ2億ドン(日本円で100万円)の寄付金を働きかけました。さらに、支援者から寄せられた支援金で、これまでに、ヨセフさんは困難な状況にありながらも、学習に励む子どもに対し2000人分の奨学金を支給してきました。
恵まれない子供の学習に配慮する傍ら、ヨセフさんは貧しい家庭を対象に200軒のチャリティハウスの建設に支援金を働きかけました。ホーチミン市イスラム教コミュニティ委員会のリ・ズ・ソ委員長は次のように語りました。
(テープ)
「モハメド・ヨセフさんは常にチャム族コミュニティの信頼を得ています。彼は、恵まれない人々を助ける心を持っており、積極的に慈善活動に参加する人です。」
ヨセフさんは「幸せな人は、他の人に多くの幸せを与える人である。私は通学を望む貧しい生徒を助けたい気持ちから、子供たちの通学を助けたい。」と明らかにしました。ヨセフさんは次のように語っています。
(テープ)
「貧しい人々を助け続ける為に、自分の元気力を維持したいのです。チャム族とかキン族など、どんな少数民族であっても貧しい子供に対しても出来る限り支援する用意があります。私の願いは、恵まれない子供に対するコミュニティの愛情と分かち合たいということです。」
慈善活動に積極的に参加してきたモハメド・ヨセフさんはベトナム祖国戦線中央委員会から「民族大団結事業のため」という勲章を授与されました。ヨセフさんの仁愛の心は貧しい家庭と生徒に希望の炎を燃やしています。