北部バクザン省の化学肥料株式会社にはチャン・キム・テンという優秀な技術者がいます。20年間、彼は様々なテーマで研究を行い、会社に数十億ドンの利益をもたらしてきました。
1995年、チャンキムテンさんはバクザン省の化学肥料株式会社の機械修理工として、勤務し始めました。仕事に熱中する彼は常に工夫して新たな方法を探り機械を修理してきました。テンさんの話をお聞きください。
(テープ)
「機械修理の指導者として私の仕事は大変です。わが社の生産活動を安定的かつ効率的にするため、機械修理も瞬時に行われるべきでです。これにより、技術者グループは機械、設備が最も早く運行できるよう、様々な工夫を凝らしています。」
テンさんの話でした。
この20年間、テンさんは機械技術に関する数多くの研究テーマを行っており、中でも直径800mmのパイプラインの修理や冷却設備機器の製造や高圧用オイルポンプの製造などの研究テーマがありました。その結果、テンさんはバクザン省の化学肥料会社の機械修理工場に数十億ドンの利益をもたらしたのです。同社の化学肥料生産工場の監督、グェンドクタンさんは次のように語りました
(テープ)
「テンさんの技術度は非常に高いです。その優秀ぶりは会社だけでなく、国内機械技術部門の中でもよく知られています。その上、彼は質素で優しい人です。機械修理グループのグループ長として、テンさんは本当に我々技術者たちの輝かしい手本となっています。」
また、北部バクザン省の化学肥料株式会社の労働組合のドティホァン委員長は「わが社の生産ラインは前世紀の70年代に造られたので、機械設備の殆どは古くて、壊れやすい。これにより、機械システムの改良を目指す新しい技術を研究する運動が常に行うと明らかにしました。テンさんの研究テーマの成果について、ホァン会長は次のように語りました。
(テープ)
「テンさんは代表的な技術者です。彼は常に創造的な研究テーマに取り組んでいます。これにより、彼は毎年、ベトナム労働組合連盟から「創造的な労働者」称号を贈られます。」
現在も、北部バクザン省の化学肥料株式会社の機械修理工場の監督として、チャンキムテンさんは毎日、新しい研究テーマに力を注いでいます。テンさんは常に自分の仕事に大満足しており、自分の選んだ道を歩み続けることでしょう。