音楽講師のダン・チャウ・アンさん

これらの成果は、児童合唱団を始めとするベトナムの合唱芸術の発展に向けたチャウ・アンさんの努力の一つとなっています。この合唱団を指導したのが音楽講師のダン・チャウ・アンさんです。

チャウ・アンさんが児童・少年に合唱を教える理由について、「当初、ベトナム国立音楽学院に在学中の学生を対象に合唱団を設立しようと思っていた。しかし、合唱音楽が児童、少年たちにもふさわしいものであることを認識してから、ソルアート児童合唱団を成立することにした」と明らかにしました。2011年以来、同合唱団はチャウ・アンさんの指導を受けて、国際合唱コンクールの民謡部門で立て続け、金メダルを獲得してきました。

それだけではなく、チャウ・アンさんはベトナム国立音楽院の音楽教育部門発展プロジェクトの実施に重要な役割を果たしており、ベトナムの音楽師範部門とヨーロッパの著名な専門家との連携に寄与しています。また、彼女は、ISME=国際音楽教育学会のメンバーになっています。チャウ・アンさんの話です。

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「近日中に、ポーランドにある合唱団がベトナムを訪れ、ベトナム国立音楽院の合唱団と交流すると同時に、ポーランドにおける民謡合唱や音楽の楽しみ方を紹介するセミナーを開催します。また、来年の2月と6月にアメリカから２つの合唱団がベトナムで公演する予定です。私たちは常に世界各国の合唱団との連携を強化しています。」

児童、少年向けの合唱音楽教育について、チャウ・アンさんは次のように明らかにしています。

(テープ)

「合唱局向けの言葉は極めて特別な言語の一つであり、子供の音楽教育、人格形成に高い効果を持つと思います。その理由で、自分の方向を選んだのです。合唱曲を訓練することで、子供たちの協調性と団結力などを活かすことができます。」

現在、チャウ・アンさんは、ソルアート児童合唱団、高度な教育システム「ビンスクール」の芸術担当者の役割を果たしています。チャウ・アンさんの話です。

(テープ)

「私は、この高度な教育システムにおける合唱曲を発展させる為に、音楽教師の育成を継続する計画です。このシステムに参加するそれぞれの学校に合唱団を結成する為に、それらの学校での音楽教師を支援します。それらの音楽教師は私から習った多くのことを後輩に伝えることが出来るからです。」

チャウ・アンさんにとって、民族の芸術文化に関わる仕事をすることは自分の民族の文化を広げる方法でもあるようです。