山岳地幹部へのパソコンの普及に寄与したチュクさん


山岳地幹部へのパソコンの普及に寄与したチュクさん - ảnh 1

チュクさん

中部クアンナム(QuangNam)省タイザン(TayGiang)県に属する山岳地帯のガリー(GaRi)村 は貧しい地域です。かつて、行政の通達などを村から県に送付する時は、徒歩で何日もかかって届けていました。しかし、この数年間、村の指導者らは無駄な支 出を減らし、パソコンを購入することにしました。この構想を練った人はガリー村党委員会のチン・ミン・チュク副委員長です。

チュクさんは元々国境警備部隊の幹部でしたが、2010年半ばにガリー村に派遣されました。当時、この村の行政は、パソコンが一台もありませんでした。パソコンは行政の仕事を効果的かつ早く処理できるし、行政幹部がインターネットを通して、様々な知識を身に付けられるということを認識しているチュクさんはタイ・ザン県に2台のパソコンを補助するよう求めました。また、チュクさんはパソコンを購入するために、無駄な支出を減らすことを求めました。

パ ソコンを購入した後、チュクさんは村の行政幹部にコンピューティングの基本的な概念やパソコンの基本操作などを直接教えました。当初、一度も接れたことの ない幹部にとってパソコンの操作は大変でしたが、数ヶ月かけて、基本操作と文字入力が上手く出来るようになりました。それらの人々の中に、ガリー村人民委 員会のゾ・ラム・ヌン副委員長がいます。

ゾ・ラム・ヌンさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「以前、パソコンを使用したことが無かったので、チュクさんから教わりました。パソコンが購入され、基本操作を身に付けて以来、公文書の文字入力、印刷、そして保存作業は楽になりました」

それ以来、ガリー村の行政機関は32台のパソコンを整えています。かつて、手書に馴染んだ幹部はパソコンの基本操作方法を教わった後、パソコンで、公文書を作成しています。行政用の仕事も前より楽になりました。

チュクさんは次のように語りました。

  (テープ)

「現在、7割の村の幹部が行政の仕事を解決する為、パソコンを使用しています。さらに、インターネット情報を把握したお陰で、畜産と経済発展への科学技術の進歩の導入、行政事務の仕事も上手くいきました。」

山岳地帯の幹部へのコンピューティングの普及に繋がる構想を練るだけでなく、チン・ミン・チュク党副委員長は現地住民の経済発展にも手掛けています。

 

 






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