考古に夢中のクアン・バン・ソンさん

ニントアン(NinhThuan)省ニンフォク(NinhPhuoc)県ミギエプ(MyNghiep)村は錦織とチャム族の塔で有名になっています。この村はクアン・バン・ソンさんの出身地です。自らの民族の文化研究に夢中になっているチャム族のクアン・バン・ソンさんは2008年にホーチミン市人文社会科学大学・考古学科を卒業した後、南部各省にある多くの遺跡の発掘に参加しました。ソンさんは次のように語りました。

(テープ)

「幼いころから、私はチャム族の多くの古物に接触していたので、チャム族の文化に夢中になっています。ですから、私は、自分たちの民族文化を研究する為に、ホーチミン市人文社会科学大学・考古学科を受験したのです。」

ソンさんのえらいところは科学研究に夢中になり、困難を乗り越えたということです。貧しい家に生まれ育ったソンさんは、考古学研究を途中でやめようとした時期もありましたが、様々な困難を乗り越えて、夢を実現させたのです。

考古に夢中のクアン・バン・ソンさん - ảnh 1
国際的シンポジウムで発表しているソンさん

現在、ソンさんはホーチミン市のチャム族の文化研究・保存ユネスコセンターの副センター長です。ソンさんにとってチャム族の遺跡と文化の勉強と研究は趣味です。これまでに、ソンさんの複数の科学研究結果は考古雑誌などに掲載されました。その他、彼は、また国内外のシンポジウムに参加し、自らの研究結果を発表し、好評を受けました。

ソンさんについて、ホーチミン市人文社会科学大学の教師でチャム族の文化研究・保存ユネスコセンター長でもあるチュオン・バン・オン博士は次のように明らかにしました。

(テープ)

「ソンさんは能力があり、社会活動に熱心な人です。学生時代、ソンさんは青年同盟の活動に積極的に参加しました。大学卒業後のソンさんは大学院に入り、同センターに採用されました。ソンさんは真面目に研究し、多大な成果を収めました。彼は意志が強いので、今後も多くの成功を収めるはずです。」

ソンさんは考古部門とチャム族の文化の研究に夢中になるだけでなく、故郷の伝統職業である錦織を興味にしています。彼が行なった「ミギエプ村でのチャム族の錦織の保存と発展」と題した科学研究はホーチミン市人文社会科学大学の2等賞、と教育養成省の奨励賞を獲得しました。

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