29日、チュオン・タン・サン国家主席とホーチミン市選出の議員団は同市第1区と第3区の有権者との会合を行い、先週ハノイで閉幕した第13期国会第9回会議の結果を報告しました。
HCM市第1区の有権者とサン主席(写真:Laodong)
席上、有権者は、国会が裁判所の誤審問題を認め、多くの解決策を出したことを高く評価しました。一方、「国の経済が積極的に発展しているが、農業や、行政改革事業、公的債務などは多くの問題を抱えている」とも指摘しました。サン主席は有権者の率直な意見と責任感を高く評価した上で、「これらの意見を国会や関連各機関に伝える」と語りました。
国の領海と漁民問題に関し、サン主席は、「党と政府は漁民の保護、生活改善に関する多くの措置を取っている」とし、次のように述べています。
(テープ)
「漁民の保護ケアーはベトナム海洋戦略の重要な一部です。幾つかの沿海地方を視察しましたが、新造船が年々増えていることを目にしました。こうした中、国会と政府はさらに支援していくことを決めました。特に、中国など外国の船に破壊された漁船を持つ漁民が支援を受けています。」