レー・ホアイ・チュン外務次官
(写真:TTXVN)
16日と17日の両日、ホーチミン市とフークオク島で、ベトナムと中国の年次外務次官級会合が行われ、ベトナムのレー・ホアイ・チュン外務次官と中国のリュウ・チン・ミン外務次官らが参加しました。
席上、双方は、「この数年間、両国関係が良好に発展している」とした上で、「今後も、ハイレベルな会合や、政治的信頼の強化、国民交流、互恵協力、問題解決を進めていく必要がある」との点で一致しました。また、両氏は海上問題についても意見交換をしました。
チュン次官は、ベトナム東部海域の緊張情勢に深い懸念を示し、「双方は、両国の指導者らが達成してきた合意を厳格に履行し、1982年国連海洋法条約や、DOC=海上行動宣言を厳格に遵守し、COC=海上行動規範を早期作成し、あらゆる紛争を平和的措置で解決する必要がある」と訴えました。