世界の専門家、中国の試験飛行を非難

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(写真:AFP)

すでにお伝えしましたように、中国は6日、ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海の岩礁に造成した人工島に民間航空機を着陸させました。中国は今月2日にも試験飛行を実施し、ベトナムを始め、世界の多くの専門家が反対の声をあげています。

ブリュッセルに拠点を置く欧州アジア研究所のテレサ・ファロン上級参与は「中国のこの行為はベトナム東部海域の緊張情勢をエスカレートさせた。」と強調すると共に、中国のこのような行為を抑制するため、関係各国は国際社会の支持を呼びかける他、国際法の遵守を促進する必要がある」と強調しました。

一方、ブリュッセル自由大学所属国際法センターのエリック・デビッドセンター長は「中国が南シナ海の岩礁に造成した人工島で滑走路を建設するのは領有権を示すための行為である。そのため、関係各国は中国に抗議するため、公文書を送ると共に、中国に対し、国際法に基づいて、領有権に関する紛争を解決するよう求める必要がある」ことを言明しました。

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