19日午後現在、ベトナムの排他的経済水域で不法に設置されている中国の石油リグ「海洋981号」の付近に展開された中国船舶の数は136隻にのぼり、そのうち、軍艦4隻があります。以前と比べると、2席増加しています。
中国船が意図的にベトナム船にぶつかる
ベトナム農業農村開発省傘下の漁業検査局のグェン・バン・チュン局長によりますと、ベトナム側の護衛船は漁船の活動の安全を確保、支援しながら、中国側に対しベトナムの排他的経済水域から石油リグを撤去するよう引き続き呼びかけています。
チュン局長は次のように語りました
(テープ)
「中国側の石油リグから5海里ないし7海里離れる海域で、中国の船舶は集まり、5隻から10隻組を作り、ベトナムの船舶を包囲し、放水しました。中国船舶は大型で、ベトナム領海主権保護を担当するベトナムの護衛船に意図的にぶつかるほか、ベトナム漁船を脅かす行為も行いました。しかし、ベトナム漁船は自国の海域で漁獲活動を続けています」