20日午前、ハノイで、第13期ベトナム国会第7回会議が開幕し、グェン・フー・チョン共産党書記長、チュオン・タン・サン国家主席、グェン・タン・ズン首相、グェン・シン・フン国会議長をはじめ、国会議員およそ500人が出席しています。
開幕式(写真:Duc Thanh)
開会式で挨拶を行ったフン国会議長は「今国会は東部海域と地域の情勢が複雑に推移している背景の中で開催されている。会議では11件の法改正案と16件の法案、2013年と2014年の初めにおける国の経済社会発展状況、国会と各レベルの人民評議会が任命した役職者に対する信任投票について討議が行われるほか、東部海域の情勢も主要議題になる」と明らかにしました。
フン議長は次のように語りました
(テープ)
「この会議で、国会は東部海域情勢に関する政府の報告書について意見を交換した上で、国の領海保護や、ベトナム・中国の伝統友好関係の維持へ向けての措置について討議します。」
このように語ったフン議長は「国会の各機関や、最高人民裁判所、最高人民検察院の活動に関する報告も審査する」と述べました。
20日午前、国会は2013年の経済社会発展計画と国家予算の実施状況、2014年のその計画展開状況を評定しました。また、ベトナム祖国戦線の代表は国内各地の有権者の意見をまとめる報告を読み上げました。