国際社会、引き続き中国を非難

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中国が発行した新地図

この間、中国は国際社会の反発を無視し、ベトナム東部海域いわゆる南シナ海で挑発的な行動を繰り返しています。

これを受け、6月30日付けのアメリカの雑誌「ナショナル・インタレスト」はハリー・カジアニス記者の記事を掲載し、「中国がベトナムの排他的経済水域に石油リグを設置したり、この海域を取り込んだ新地図を発行したりすることなどで、海洋侵攻戦略の調整を企てている」と指摘しました。

また、執筆者は「中国がこうした行動を通じて海上 の現状を変更しようとしている。これまでの中国の行動はASEAN諸国にとって大きな試練となっている」と強調するとともに、「中国がこの海域のほぼ全域を自国領であると一方的に主張していることはこの海域から利益を得られる国々に直接的な脅迫となっている」と批判しました。さらに、ASEAN諸国ができるだけあらゆる措置で中国を反発すべきであるとしています。

他方、同日、フィリピンの電子新聞「ビジネス・ワールド」は同国外務省の声明を掲載し、中国の新地図に対する反対の立場を繰り返し強調するとともに、「この地図は中国の不合理な主張を示し、国際法に逆行する」と非難しました。

一方、インド外務省も「中国の新地図は現状を変更できない」と強調しました。

 

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