3月31日午後、ハノイで、外務省は定例記者会見を行いました。席上、外務省のファム・トゥ・ハン副報道官は、中国の掘削装置HD943が領有権が紛争中の海域に入っていることに関する記者のインタビューに応え、次のように語りました。
(テープ)
「中国側の通報によりますと、同国の掘削装置HD943はベトナムと中国が領有権について交渉している海域で活動しています。関係各側は、情勢を複雑化させないように、一方的活動をせず、自制する必要があります。ベトナムは1982年国連海洋法条約をはじめ、国際法に従って、国益を断固として保護します。」
また、ミャンマーの与党・国民民主連盟の党首のアウン・サン・スー・チー女史が外務省などに選出されたこと関し、ハン副報道官は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムはミャンマー新政府にお祝いの言葉を述べます。ASEAN加盟国同士で、ベトナムはミャンマーとの関係を強化していきたい意向にあります。」