外務省の定例記者会見


6月2日午後、ハノイで、外務省の定例記者会見が行われました。席上、レー・ハイ・ビン報道官は、フィリピンがベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)に対する領有権問題について中国を相手取って訴訟を起こした事件におけるオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所の今後の判決に関する記者団のインタビューに応えました。

外務省の定例記者会見 - ảnh 1

ビン報道官は次のように語りました。

(テープ)

「領海紛争問題の関係国として、ベトナムは、1982年国連海洋法条約をはじめ国際法に従って平和的措置で紛争を解決するという自国の終始一貫した立場を再確認します。常設仲裁裁判所が国際法に合致する客観的な判決を下すよう期待します。」

また、ビン報道官は「ベトナムは、先ごろ日本で行われたG7= 主要7カ国首脳会議が航行と航海の自由、海洋安全保障の確保に関する宣言を発表したことを歓迎する」と語りました。

さらに、「今月9日、東北部ハロン市で、DOC=海上行動宣言に関する第12回ASEAN・中国高官級会議、そして、8日にDOCの履行状況とCOC=海上行動規範に関するASEAN・中国合同作業部会の特別会合が行われる」と明らかにしました。


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