21日、中部ダナン市で、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグを設置したことに関する座談会が行われました。
座談会では中国のこの違法な行為の目的が分析されました。国内外の多くの学者は中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグを設置したことと、ベトナム東部海域で漁をしているベトナム船に放水したり、体当たりした行為を強く非難しました。
また、学者らは「ベトナム東部海域での平和、安定、海上航行安全保障のため、関係各国が自制をして、信頼醸成を強化し、一方的な行為をしないよう呼びかけると共に、中国に対し、アセアン加盟諸国と協力して、COC海上行動規範を早期に作成するよう提案しました。ベルギーのブリュッセル自由大エリック・フランク(Erik Franckx)教授はホアンサ群島に対するベトナム領有権を示す証拠に関して、「中国とベトナムが出した証拠の中で、ベトナムが出した証拠は説得性がある。ベトナムはこの問題を国際的な司法の場に訴える必要があると思う」と明らかにしました。