20日から24日にかけて、中部高原地帯テイグェン地方ラムドン省避暑地ダラット市で、「ダラットと花」をテーマにする第8回ダラットフラワーフェスティバルが開催されます。2年ごとに開催されるこのフェスティバルはダラット市の観光分野の独特な商標となってきました。

ダラット市には多くの湖、松林、滝など美しい自然風景に恵まれている他、新鮮な空気があります。特に、ダラット市は花の産地としても知られています。

ダラット市では様々な祭りが開かれますが、最も有名なのはフラワーフェスティバルです。今年のダラットフラワーフェスティバルは「ダラットと花」をテーマにしており、ダラット市とラムドン省のバオロック市を含め、省内の幾つかの地方で開催されます。このフェスティバルの組織委員会の委員長を務めるダラット市人民委員会のトン・ティン・サン委員長は次のように語っています。

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「ダラットフラワーフェスティバルは経済面での価値をもたらすだけでなく、ダラットの観光のピーアール、花づくり職業の顕彰などに寄与しています。この機に、、「ラムドン省のお茶とシルク文化ウィーク」も行われます。」

今回のダラットフラワーフェスティバルの枠内で、13のメインプログラムが予定されており、花の芸術空間や花の市場、フラワーアレンジメントコンテスト、韓国、日本、タイ、中国の代表が参加する国際花や観賞用植物展示会などがあります。

今回のダラットフラワーフェスティバルの新しい点はダラット市内にあるスアンフオン湖で、ダラットの有名な花を紹介するフラワーアレンジメントが設置されます。その他、フラワーアレンジメントが開催期間中、ダラット市内のいたるところで、花が飾り付けられます。

このフラワーフェスティバルが観光客と花作り業者、花の経営者が出会い、花をテーマに発売される観光商品を開発するチャンスとなります。ダラット市の花作り業者の一人グエン・バン・ズオンさんは次のように語りました。

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「常に、顧客の意見を耳に傾ける必要があります。顧客と観光客のアドバイスにより、花作り職業を効果的に展開できるようになります。」

2005年に初めて開催されたダラットフラワーフェスティバルは今回で7回になりました。このフェスティバルは花と花づくり職業を顕彰するだけでなく、観光を始め、ラムドン省の経済発展に寄与してきました。先ほどのダラット市人民委員会のトン・ティン・サン委員長はさらに次のように語りました。

（テープ）

「近年、ダラット市の経済成長率は高い水準にあります。ダラットフラワーフェスティバルの開催により、この町を訪れる観光客が年を追って増加してきました。2018年、ダラット市の総人口はわずか３万人ですが、この町を訪れた観光客は６００万人にのぼっています。これはダラット市の経済社会発展に原動力を作り出していますよ」

2012年、ダラット市がベトナムのフラワーフェスティバルの都市として認定されました。このフラワーフェスティバルはダラットの観光商標のピーアールに寄与することでしょう。