(VOVWORLD) -西北部ホアビン省の省都ホアビン市からおよそ40キロ離れた所にあるタンラック県ルンバン村は高い山々に位置し、「ホアビン省の屋根」と呼ばれています。
この村は一年中涼しい気候に恵まれ、手つかずの自然の美しさと地元に住む少数民族ムオン族の独特な文化があるので、観光客にとって魅力的な観光地となっています。
標高1200メートルにあるルンバン村は一年中、雲に覆われていることから、「トウンメイ」、つまり、「雲の中の盆地」と呼ばれています。
ルンバン村はムオン族が住んでいる所として最も高い所です。この土地は多くの観光客を魅了しています。観光客の話です。
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「ここでの最も印象的なことは風景が手つかずの美しさを持っているということです。」
観光客がルンバン村に行く道は、曲がりくねっていて急な坂道を辿らなければなりません。山腹に位置しているルンバン村の高床式の家は昔のままの姿が保たれています。ルンバン村の住民の一人ハー・バン・ミン( Ha Van Minh) さんは次のように語りました。
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「観光客が私の高床式の家で宿泊できるようにちょっと改修しましたが、昔のままの姿を守っています。ムオン族の高床式の家をのちの世代に伝えたいのです。ムオン族の高床式の家はムオン族の伝統的文化の一つであるからです」
他の地方と比べて、ルンバン村でムオン族の伝統的祭りを始め、昔からの文化が十分に保たれています。ルンバン村の文芸班のメンバーであるディン・テイ・グアン( Dinh Thi Ngoan) さんは次のように語りました。
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「私たちはムオン族の伝統的文化や風俗習慣を守っています。観光客はこの村を訪れると地元の女性が手織物を作る光景を見学したり、美しい自然風景を鑑賞したりすることができます」
山間部の涼しい空気で、ムオン族のドラとシンバルの音が響き渡っています。ルンバン村の穏やかな風景と地元の人々の親しみやすさは観光客を虜にしています。ルンバン村の住民の一人グエン・テイ・ラム( Nguyen Thi Lam) さんは次のように語りました。
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「お宮参りや結婚式などの行事で村のドラ演奏班が公演を行います。また、村で亡くなった人がいると、私たちはドラを演奏します。昔から、ドラの演奏はムオン族の人々の生活に欠かせない一部となってきました」
一年中、涼しい気候に恵まれ、美しい自然風景と独特な伝統的文化に恵まれるルンバン村は長年来、観光客の魅力的な目的地となっています。