労働者がテトを楽しむように取り組む各レベル労働組合の努力
(VOVWORLD) -現時点で、各レベルの労働組合は、各企業と連携して、多くの適切な活動を行っています。例えば、正月休みで帰省する労働者に対するバスチケットの支給、バスの手配、テト用品の贈呈、テト賞与の支払いなどです。
ベトナムは正月テトを旧暦で祝いますので、今年は2月初旬がテトです。労働者がテトを安心して迎えられるように、現時点で、各レベルの労働組合は、各企業と連携して、多くの適切な活動を行っています。例えば、正月休みで帰省する労働者に対するバスチケットの支給、バスの手配、テト用品の贈呈、テト賞与の支払いなどです。
ベトナム労働総連盟のゴ・ズイ・ヒエウ副議長は、VOV=ベトナムの声放送局の取材に対し、「ベトナム労働総連盟議長部会は、労働者が楽しいひと時を過ごせるような支援計画を立てた。」と明らかにし、次のように語りました。
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「私たちは5つの主要な任務に集中しています。それは先ず、各企業における最低賃金の引上げ、賃金の調整に関する法律の実施状況を監視すること。次は、旧正月テトに当たり、経済的困難な状況に直面する恐れのある企業に配慮すること。第3は、テト休暇で帰省できない労働者の所を訪れ、プレゼントを手渡したり、テトの帰省者にバスを手配したりすることです。第4は、党、国家、各省庁の指導者と共に、労働者にテト用品を手渡すこと。そして、テト期間に文芸公演などを行うことなどです。」
南部ドンナイ省には100万人の労働者がいますが、大多数は出稼ぎ労働者です。今年のテトを前にして、同省の各レベルの労働組合と企業は、労働者への様々な支援活動を行っています。中でも、多くの企業は、労働者に給与の1カ月分、または2カ月分に相当するテト賞与を支払う他、テトの帰省者にバスチケットを提供します。一方、ドンナイ省労働連盟は、貧困な状態にある労働者に対し帰省のバスチケットを提供する他、テト用品を手渡す予定です。
他方、ビエンホア工業団地にあるテクワンビナ株式会社には、およそ3万5千人の労働者がいますが、テトに当たり、労働者一人あたり最低600万ドン、最高2千万ドン、(約3万円から10万円程)のテト賞与を払います。同社の労働組合議長は次のように語っています。
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「労働者にテト賞与を払う他、我が社の労働組合は、故郷に帰省する労働者にバスを手配します。帰省者が故郷で家族と共にテトの楽しい一時を迎えられるように、規定通りのテト休暇日数を2日間も増やすことになります。」
中部高原地帯テイグエン地方ダクラク省労働組合は、省内の各企業と共に、賃金制度やボーナス、優遇政策を実現しています。チャン・トアン・アン議長は次のように語っています。
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「私たちは、ホアフー工業団地で、300人余りの労働者に対するテトを迎える活動を行います。この際に、労働者たちにもテト用品を手渡します。」
一方、ハノイ市労働連盟は、「全ての労働組合員がテトを楽しめるように」という方針で、テトを前に、労働者への給料とボーナスの支払い、プレゼントの贈呈などを進めています。
各レベルの労働組合の配慮により、全国の労働者たちは、今年も旧正月テトを十分に楽しく過ごすことができるはずです。