2015~2016学年度を控える


まもなくベトナム全国各地のおよそ2千2百万人の生徒が2015~2016学年度に入学します。今学年度は、全ての学校が同じ日に始業式を開催する事になります。現時点で、各地の教育部門は、カリキュラム計画や教育設備などをほぼ準備してきました。

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2015~2016学年度を目前に控えて、ホーチミン市は44の新たな学校を運営し、4千人あまりの教師を採用しました。全ての子どもが学校を通えるように、ホーチミン市教育養成部門は、戦略的任務を同時に実現しています。ホーチミン市教育養成局のグェン・バン・ヒエウ副局長は次のように明らかにしています。

(テープ)

「ホーチミン市では2015~2016学年度に、幼稚園から高校までの生徒数は150万人に上ります。そのうち、幼稚園と小学校の生徒は5万2千人増えました。ホーチミン市は、全ての生徒を受け入れるように、学校と教室の新規建設を行なってきました。」

その他、ホーチミン市における教科書・学習用具供給会社は体制を整えています。

教科書・学校設備株式会社のファン・スアン・ヒエン副社長は次のように語りました。

(テープ)

「我が社は教科書を十分に提供するために、5月始めから400万冊を買っておきました。また、教科書販売店を再整理したり、その営業時間を延ばしています。」

一方、中部ゲアン省では、およそ70万人の生徒が2015~2016学年年度を迎えます。山岳地帯や国境地域などの貧しい地域の住民らは、幼稚園や小学校の改修作業に積極的に参加しました。チュオンズオン県イエンナ村フオイクット村落に住むセオ・ティ・フェさんと多くの村人は現地の幼稚園の教師達と共に学校の改修作業、学習と玩具の手作りなどをしてきました。フェさんの話です。

(テープ)

「新学期を目の前に控えて、私たちは、玩具の手作りをして、教師を助けてきました。教師たちは、私たちの子供の面度をみてくれるのです。」

他方、チュオンズオン県にあるガミー中学校は県の中心からおよそ70キロも離れています。遠い村に住む生徒は学校に歩いて通うのに7時間もかけていますそこで、午前・午後の2部制の授業を受ける生徒のために、同校は、台所の建設を急いでいます。ガミー中学校のチャン・ニャット・ザン校長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「今学年度に、私たちは、台所を追加建設させました。ここでは、土地はとても少ないけれども、労働組合と連携して、菜園を設けています。」

ベトナム教育養成省は2015~2016学年度中に、カリキュラム方法の改革を継続すると同時に、教育の質的向上に繫がる活動への社会化に集中的に行なうことになっています。また、山間部や僻地にある多くの学校は、中途退学率の軽減を目指す為、午前・午後の2部制の授業を受ける生徒を対象に昼食を作るというモデルを続けています。

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