(テープ)カヌーを漕ぐ音
砂浜や波しぶきを防ぐ防潮林は、緑の衣装がカマウ岬を包んでいます。この防潮林はマングローブ林です。この地方の住民の大多数は漁と水産物の養殖などの仕事に従事しています。ダットムイ村人民委員会のリホァンテン委員長は次のように語りました
(テープ)V6LQVN 12-18/12
「わが村の人々は地方の潜在力を生かして、家庭経済を発展させています。その他、村の人々は漁獲して、水産物を干しています。今後、我々は干しエビ、魚の干し物加工品についての専門職業村を設立します」
このように語ったリホァンテン委員長はダットムイ村の人々はボランティアとして植林運動に積極的に参加しながら、干潟地帯の中で海産物を養殖しています。テン委員長は次のように語りました。
(テープ)
「カマウ岬に国立公園があります。この国立公園は厳格に保護される林の面積、干潟地帯や住宅地域に分けられます。普通、村の人々は植林運動に参加しながら、海産物を養殖しています。しかし、厳格に保護される林があるため、住民は自らが植林を行ったところで、エビの養殖ができない場合もあります」
テン委員長はこのように語りました。
この問題を解決する為、ダットムイ村人民委員会は住民を国立公園から移動させるという計画を立てる予定です。これまで、干潟地帯に住む村の人口はかなり多いです。この村に14年住んでいるファンバングァンさんは2ヘクタールの防潮林面積保護作業を行いながら、カニやエビを養殖しています。グァンさんはこのように語りました
(テープ)
「エビとカニの養殖で年間1千万ドンの収益を得ています。これは
生活費として十分です。」
グァンさんの話でした。
ダットムイ村の潜在力は豊かです。ですから、この村の人々は自然に恵まれて、かなり豊かな生活を送っています。先ほどのテン委員長は次のように語りました。
(テープ)
「わが村はベトナムの最南端の岬です。私の故郷は戦争時代には革命基地でした。現在、ダットモイ村はインフラシステムがまだ整備されていないですが村人の生活は著しく改善されました。電気網が敷設され、学校、医療所も建設されました」
今後、ダットムイ村は新しい農村作りプログラムを実施します。計画によりますと、2015年に村のインフラシステムが整備されます。近い将来、この村の経済社会発展事業はベトナムの大都市の発展と肩を並べられるようになることでしょう。