クアンニン省の税関局、輸出入活動に有利な条件

(VOVWORLD) - 先ごろ、公表された2018年のベトナムのPCI=各省・市競争力指数ランキングで、北部クアンニン省が2年連続で1位を獲得し、DDCI=省庁レベルの競争力指数ランキングでは2位に立っています。

先ごろ、公表された2018年のベトナムのPCI=各省・市競争力指数ランキングで、北部クアンニン省が2年連続で1位を獲得し、DDCI=省庁レベルの競争力指数ランキングでは2位に立っています。こうした結果はクアンニン省の税関局の行政改革に弾みをつけるとしています。

今年に入り、クアンニン省の税関局は電話や電子メール、ファンページ、ホームページ、会議などを通じて企業の意見や提案を取り入れています。同時に、税関や税金の還付手続きなどを点検し、企業に困難を来たすような手続きの撤廃を適宜に提出することが狙いです。

クアンニン省の税関局、輸出入活動に有利な条件 - ảnh 1

 また、カイラン港で移動検定所が設立され、1日以内に検定結果を出し、企業の輸出入活動や製品の通関に便宜を図っています。これは企業の提案に基づき、展開された検定モデルです。さらに、モンカイ国際検問所に「集中的税関手続き管理モデル」を導入したことで、通関所要時間が短縮されるようになりました。バンドゥ輸出入有限会社のリュ・バン・ドゥ社長は次のように語りました。

(テープ)

「税関部門は大きな刷新を見せてきました。モンカイ国際検問所が「集中的税関手続き管理モデル」を導入したことは輸出入を営んでいる私たちに有利な条件を作り出しています。税関部門の幹部、職員と企業経営者は信頼にたる関係を結んでいます。」

クアンニン省の税関局、輸出入活動に有利な条件 - ảnh 2

今年第1四半期、クアンニン省の税関局は664社の企業から1万6千あまりの申請書を受け取り、処理しました。現在、同税関局の7ヶ所の支局に「国家ワンストップ制」が導入され、11の省庁の68の行政手続きが税関局の「国家ワンストップ制」に繋げられたことで、輸出入製品の通関所要時間が短縮されました。カイラン港の税関支局のブ・クイ・フン副支局長は次のように語りました。

(テープ)

「カイラン港の税関支局はCICT国際コンテナー港とクアンニン港にVASSCM=自動税関管理システムを導入しました。これを基礎に、倉庫運営企業にも同システムを導入させる方針です。一方で、国家ワンストップ・サービスとASEANワンストップサービスを通じて、資料を受け取っています。」

年末までに、クアンニン省の税関局は機械や精密な設備の通関手続きを優先的に処理する計画があります。また、関係各機関に検定時間の短縮や重要でない品目に対する検定の撤廃を提案しました。同時に、税関部門の人材育成を進め、業務遂行能力や責任感の向上を目指しています。

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