南部バリアブンタウ省南方からおよそ90海里離れた所にあるコンダオ島は、かつてのフランス植民地主義者とアメリカ帝国主義者によりベトナムの革命戦士たちを監獄とした地でした。今なお、この県は国内外観光客を魅了する観光スポットとなっています。そのため、全国各地の青年たちはコンダオを更に豊かにするため、コンダオで仕事をしながらも生活をしています。その中に中部タンホア省出身のグェン・ティ・ティンさんです。ティンさんはホーチミン市での職業訓練コースを終了した後、コンダオリゾートで仕事をすることを決めました。この決定についてティンさんは次のように語りました。
「テープ」
「コンダオは美しい風景で、空気も清々しいのです。特に、コンダオでの生活をして、穏やかな気持になりますよ。最初、皆も私もコンダオは美しくない所だと考えてきましたが、実際きてみたら、その考えは変わってしまいました。コンダオの物価はホーチミン市と比べると、ちょっと高いですよ」
ティンさんの話でした。
現在、コンダオは有名な観光地となっています。そのため、コンダオ県は2015年までの観光発展戦略及び2020年までのビジョンをとりました。これにより、2015年までに年間、6万4千人の観光客を集客することになります。2020年までには、観光インフラが基本的に完備されます。その理由として、人材の育成が課題となっています。コンダオ国立公園管理委員会の組織行政室のグェン・カク・フォ副室長は次のように語りました。
「テープ」
「コンダオ国立公園が直面している困難は人材です。コンダオでの物質的にも精神的にも生活は困難な状態にありますので、コンダオで仕事をするよう幹部を誘致することは難しいです。ですから、この数年私たちは直接人材育成を行いました」
フォ副室長はこのように語りました。
人材を集める為、コンダオ国立公園管理員会はマスメディアに労働者採用情報を伝えました。中部ハティン省出身のグェン・バン・ルォンさんは次のように語りました。
「テープ」
「テレビを見て、コンダオのことを知りました。特に、コンダオで仕事をすれば、およそ400万ベトナムドンの月収を得ることは出来て嬉しく思います。コンダオでは空気が澄んでいて本当にいいですよ」
10年にわたり、コンダオで仕事をしていたレ・ホン・ゾァンさんの話しを伺いました。
「テープ」
「最初「コンダオで仕事をするならば、様々な困難があるだろうと考えていました。でも、コンダオでの生活をした後、その考えは変わってしまいました。コンダオ建設事業に自らの力を入れることを誇りに思っています。」
ゾアンさんのはなしでした。
現場の肉声
青年たちはコンダオ島を豊かにするため全力をあげて取り組むことでしょう。