新農村作りに関する国家目標プログラムが実施されて以来この2年、北部ニンビン(NinhBinh)省は、全ての村が新農村の企画を完成し、2015年までに、25の村が新農村の基準を満たす為に取り組んでいます。この目標の達成へ向けて、ニンビン省人民委員会の最も重要な任務は、宣伝啓蒙活動であると認識しています。
ニンビン省の行政府各レベルは、インフラ整備を行うとともに、様々な形式を通して、新農村作りに関する宣伝啓蒙活動を行っています。これらの活動を通して、住民は新農村作りにおいて自らの責任を深く理解しているからです。同省ホアルー県宣伝教育委員会のレ・ゴク・オアン委員長は次のように語っています。
(テープ)
「宣伝啓蒙作業は新農村作りの実現に対する人民の奮気と信頼感を作り出してきました。各村はこれまでに、総合企画と新農村作りの計画立案をしています。」
オアン委員長はこのように語りました。
ニンビン省は各マスメディアを通して、新農村作りの宣伝啓蒙活動を行うなど、党委員会、行政府、団体の会議に新農村作りの内容を導入してきました。ザビェン県人民委員会のチョン・コン・ホア委員長は次のように語りました。
(テープ)
「住民に農村作りを深く理解してもらうため、常に宣伝啓蒙活動を行わなければなりません。そうすれば、農村作りにおける自らの責任と役割を把握するようになるからです。」
ホア委員長はこのように語りました。
一方、ニンビン省宣伝教育委員会のファン・テェン・ズン委員長は「昨年、新農村作りプログラムの19の基準について2000人あまりの宣伝係員が訓練コースに参加しましたが、宣伝啓蒙作業は、創意工夫を凝らして行う必要がある」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「住民が農村作りの目標についてどのようにすれば理解しやすく、宣伝内容が短くて、分かりやすく覚えやすいか工夫しなければなりません。そうすることで、住民の賛同を得て、この目標を良好に実現することが出ると思います」
ズン委員長はこのように語りました。
宣伝啓蒙活動を頻繁に行った結果、これまでにニンビン省内の3千世帯が14ヘクタールの土地を、1万世帯が原材料、資産、人力を提供して、新農村作り作業に奉仕しました。また、ニンビン省の全ての各村は今年の第2四半期中に、新農村企画プロジェクトの作成に取り組んでいます。宣伝啓蒙作業は、新農村作りに関する国家目標の実行に寄与する初段階といえるでしょう。