(VOVWORLD) - 新型コロナウイルス感染症収束後の世界経済の冷え込みで国内の社会経済状況が様々な困難に直面しています。こうした状況の中でも北部港湾都市ハイフオンのGRDP=域内総生産の伸び率は9.65%に達し、国内各地の平均成長率のおよそ3倍となっています。
高度でかつ安定的な経済成長はハイフオン市が紅(ホン)河デルタ、および全国の開発事業の原動力となるため、前提を作り出すとしています。
年初からの数カ月、ハイフオン市の経済区管理委員会は各省庁、地方と連携し、工業団地や経済区で事業活動を行っている企業との対話を行い、困難解決について話し合いました。行政手続きや税関、工業団地の治安・秩序などに関する投資家の問題が適宜に解決され、生産活動の促進に役立ちました。また、同紙は投資誘致を目指し、地元の潜在力や強みをPRするため、韓国に実務者代表団を派遣したほか、計画投資省と協力し、台湾企業や欧州商工会議所との貿易促進会議を行うなどしていました。また、企業の生産活動の拡大に応え、ハイフオン市は工業団地のインフラ整備を促進してきました。
その結果、年初以来、ハイフオン市は新規のFDIプロジェクト17件、および増資プロジェクト9件を誘致し、額にしておよそ5億ドルを達成、およそ4700万ドル相当の国内直接投資額を誘致し、国内でトップに立っています。また、今年はじめからの数か月における同市のIIP=鉱工業指数は昨年同期と比べ、13.37%増となりました。建設やサービス業なども伸びを見せています。ハイフオン市統計局のレー・ザー・フオン局長は次のように語りました。
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「いくつかの新しいプロジェクトを稼動させたことにより、成長率の維持が図られました。建設、およびサービス業は地元の経済発展に大きく貢献した産業です。新型コロナ収束後、市はサービス業や観光開発を目指す適切な政策を講じたお陰で、観光分野は大きく成長してきたことから、いくつかのサービス分野も伸びをみせています」
一方、ハイフオン市の公共投資の実行額は目立ったものです。4月末現在、同市の実行額はおよそ1億7400万ドルに達し、計画のおよそ31%に相当するとともに、国内各地の平均額のおよそ2倍となっています。ハイフオン市計画投資局のグエン・ホアン・ロン局長は次のように語りました。
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「今年第1四半期の公共投資の実行額は絶対値とパーセントとも過去最高を記録しました。都市開発と土木委員会をはじめ、プロジェクト管理委員会の公共投資の実行額はいずれも高いレベルにあります。第1四半期に、都市近代化プロジェクトの落成式や道路の開通などが行われました」
去る3月末に、ファム・ミン・チン首相は2040年までのハイフオン市の開発計画の調整案、および2050年までのビジョンを承認しました。調整案にはハイフオン市は工業化現代化事業に先駆し、北部の発展事業の原動力となるという目標が設定されるとともに、2045年から2050年までのビジョンに従って、ハイフオン市はアジアおよび世界を代表する都市の中で群を抜き、高度な発展を遂げる都市に発展するとしています。
先頃、ファム・ミン・チン首相はハイフオン市を実務訪問し、カトハイ県にあるスアンカウ工業団地・非関税区の起工式に出席しました。席上、チン首相は次のように語りました。
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「ハイフオン市は開発の三角地帯に位置するので、さらに飛躍的な発展を遂げなければなりません。また、ハイフオン市に対し、地域、および全国の各省・市と緊密に連携し、迅速かつ持続可能な発展を促進すると同時に国防・安全保障に尽力すべきです」
迅速かつ持続可能な発展を遂げ、北部、および全国の発展事業の原動力となるよう、今後、ハイフオン市は成長モデルの刷新や、ハイテク、港湾・物流、観光・貿易といった3本柱による経済再構築を促進する方針です。当面、同市は生産活動の困難解決に集中し、産業開発プロジェクトの実施を加速すると同時に、新たな製品の開発を促進し、年平均成長率を12.7%~13%にするという目標の達成に力を尽くす姿勢を固めました。