子供たちを愛し、困難を乗り越えるよう彼らを助けたい一心で、音楽居幾を続けている「人民芸術家」称号をもつ人がいます。その名前はチョン・トゥン・ビさんです。彼女は「恵まれない子供たちのための15年慈善芸術クラブを設立しました。このクラブでは、子供たちは自らの才能を発揮させることが出来ます。
ビさんのクラス
このクラブが設立されて以来、ハノイ市内のSOSやベクナ、ホアビン村などの孤児院や施設の多くの子供たちが参加してきました。この芸術クラブから、身体障害児でありながらも、芸術的才能を持った幾人か子供が発見されました。中には、国の有名なアーチストになった人もいます。トゥン・ビさんに話しを伺いました。
「テープ」
「この芸術クラブを開いたのは単に子供たちに音楽を伝えかったのですが、このクラブを拡大するかどうかまだわかりません。このクラブは子供たちの家になっています。子供たちに音楽を教えることを通じて、私自身生活に「張り」が出来るんですよね。
トゥン・ビさんはこのように語りました。
このクラブは戦没者や傷病兵、枯葉剤被害者の子や困難な状態にある子供たちに音楽を無料で教えています。全ての子供は愛し合い、勉学に励んでいます。このクラブで教育を受けているア・ベト・ニンさん(AVIETNIN)は次のように語りました。
「テープ」
「私はトゥンビ母さんとクラブの先生たちの関心を受けています。このクラブで 音楽の技術を学びながら、英語、情報技術も学んでいます。運が良い思います」 ア・ベト・ニンさんはこのように語りました。
ビさんとザップ将軍
ビさんはこれまで、ハノイでのクラブの他に、中部ダナン市とクァンナム省のクラブも設立し、身体障害児や孤児、困難な状態にある子供およそ1000人に音楽技術を教えています。これらのクラブの36人は国立ベトナム音楽院や舞踊教育専門高等学校の学生になっています。特に、有名なアーチストになった人がいます。例えば、女性歌手のホアイフォンさん、視覚障害者歌手ハ・チュオン、チ・アンさん、カィンティさんなどです。
こうした成果をあげるため、トゥン・ビさんはクラブの発展に全力をあげて取り組んでおり、次のように話ました。
「テープ」
「このクラブを維持して、20年経ちました。今、私は年をとりましたので、若い人にこの仕事を伝えたいです。このクラブを引き続き存在させ、子供たちの共同の家になるよう希望します」
ビさんの助けのおかげで、孤児や困難な状態にある子供たちは有益な人間に成長し、国の建設事業に力を入れることでしょう。