4月30日の南北解放・国家統一50周年を記念するにあたり、全国各地で複数の重要な建設工事が竣工に向けて急ピッチで進められています。これらの工事は、民族の重要な祝典に合わせた4月中の完成と開通を目指しています。

タンソンニャット国際空港の第3旅客ターミナルが当初の予定よりも早く正式に稼動する予定です。( ACV撮影)

わずか1週間余りで、タンソンニャット国際空港の第3旅客ターミナルが当初の予定よりも早く正式に稼動する予定です。この数日間、建設現場では、作業員たちが最終段階の作業を急いでいます。

建設作業員であるドアン・フー・トゥさんは次のように語っています。
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「私たちは昼夜を問わず、スケジュール通りに完成させるように努めています。現在、工事はほぼ完了しており、皆で力を合わせ、完成に向けて尽力しています」
第3旅客ターミナルは、近代的で大規模な国家重点プロジェクトのひとつであり、年間旅客処理能力は2000万人に増加し、ベトナムの航空サービス品質の向上に貢献します。このプロジェクトの完成は、ベトナムの航空インフラ開発戦略における重要な一歩となります。

タンソンニャット国際空港第3旅客ターミナル運営委員会のチャン・ゴック・ロン副委員長は次のように明らかにしました。
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「現在、構造部分は100％完了し、建設工事も99％が完了しています。航空設備、手荷物コンベヤー、ボーディング・ブリッジは、設置が完了し、試運転の段階に入っています。計画では、4月17日に最初の試験飛行を行い、24日に実際のフライトを実施し、30日の開通式に間に合わせます」

一方、山間部や湖を貫く南北高速道路の中部クアンビン省区間では、その姿が徐々に現れています。請負業者は最終的な工事を急いでおり、4月30日の技術開通に向けてカウントダウンに入っています。南北高速道路のバンニン～カムロー区間のプロジェクト起点では、ホーチミンルートプロジェクト管理委員会の代表者であるリュウ・トゥアン・トゥアンさんはが次のように述べました。

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「天候による困難や不利な条件を克服するため、私たちの勤務シフトは、3交替制または4交替制となっています。同時に作業を加速させており、4月30日までに全線の開通を目指し、現場のあらゆる箇所で作業を展開しています」

チン首相

北部、中部、南部の各地方で実施中の重点建設プロジェクトの進捗度を計画通り確保できるように、ファム・ミン・チン首相は各省・市に対し、高い責任感を持って計画通りにプロジェクトを完成させるよう求めました。

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「後退を議論するのではなく、実行のみを議論してください。全国で実施中の建設プロジェクトの担当者はこの精神を貫徹しなければなりません。各省庁、機関、地方は互いに積極的に連携し、中央と地方が協力して完成させなければなりません」

南北解放50周年記念にあたり、これらの大規模な建設工事の完成は、国の新たな姿と地位を築く上で重要な意味を持っており、経済社会開発を促進し、新たな発展空間を生み出し、経済の競争力を高めることに貢献すると期待されます。これはまた、民族の輝かしい歴史を振り返り、新たな時代、飛躍の時代における民族の歴史的使命を達成するための推進力となる機会でもあるということです。