今年から、5月を「労働者月間」とすることが決まりました。これは労働者階級に対するベトナム共産党と国家の関心の表れです。「労働者月間」を効果的に実施するため、ベトナム労働組合総連盟はこの月間内で行われるべきの5つの主な内容を出しています。
チョン書記長が優秀な労働者と交流
その中に、「労働者月間は働く人に具体的な利益をもたらしながら、工業団地と輸出品加工区で働く労働者をはじめ、労働者の生活改善や権利の保護を積極的に行う必要がる」と強調しています。これにより、インフレ上昇や物価高騰などの様々な困難に直面しながらも、全国の多くの省と市は労働者の生活改善を目指す具体的な措置を実施しました。
北部バクザン省の工業団地と輸出品加工区で働いている労働者の平均月収はおよそ200万ベトナムドンです。この金額は生計をたてるためには少ないです。こうした状態を前に、バクザン省は労働者の生活改善のために様々な政策を実施しています。これについて、バクザン省労働組合連盟のグェン・ティ・キム・オアン(NGUYENTHIKIMOANH)議長は次のように語っています。「テープ」
「労働者の生活改善を目指して、わが省は4つの主な活動を行っています。労働中に事故にあった労働者や困難な状態にある労働者に贈り物を手渡すと共に、労働面において立派な業績をあげた優秀な労働者を称えます。これらの活動は労働者の支持を得ています。」
オアン議長はこのように語りました
サン国家主席が工業団地労働者と会合
中部ハーティン省のハーティン縫製株式会社はおよそ500人の労働者がいますが、その内の3分の2は困難な状態にある女子労働者です。同社の労働組合連盟のグェン・ティ・タム(NGUYENTHITAM)議長は次のように話しています。
「テープ」
「わが社の労働組合は労働者のため物心両面から支援していますので、労働者らの信頼を受けています。差し迫った問題があれば、労働組合は本人と協力しあい、互いに解決します。ですから、労働者は安心して仕事をしています」
タム議長はこのように語りました。
南部ホーチミン市労働組合連盟は「労働者との対話」や「労働者とともに困難を乗り越える」という様々な活動を行っています。これにより、労働者のため寄宿舎やアパートが建設されました。「仁愛の心」というプログラムは30億ベトナムドンの募金を集め、困難な状態にある労働者の子供30人の心臓手術を目指します。ホーチミン市労働組合連盟のグェン・ビェット・クォン(NGUYENVIETCUONG)副議長は次のように語りました。「テープ」
「現在、いくつかの企業は破産しました。ですから、労働者は失業状態に陥っています。ですから、私たちは、各企業の生産活動を常に検査しながら、労働者のための優遇政策を確実に実施しています。そうすることで、労働者の生活は安定します」
クォン副議長はこのように語りました。
労働者は安心して仕事ができ、国の工業化・現代化事業に寄与することができるでしょう。