新しい農村に関する国家目標プログラムの実施に向けて
ベトナム政府は、2015年までに20%の村が新農村の基準を、そして2020年までにおよそ50%の村が同基準を満たす7つの主要な方策を決定しました。
新しい農村に関する国家目標プログラム指導委員会担当者のタン・ミン・ロクさんによりますと「この7つの主要な方策の中の最初の方策は新農村作りに関する幅広い宣伝啓蒙である」と明らかにし、次のように語っています。
(テープ)
「これは極めて重要なことです。というのはこれは新しいプログラムであり、新しい内容でもあるので、このプログラムの実施へ政治システムを活用し、人民の自発的参加を働き掛けるため、彼らに新農村作りについて深く理解させる必要があるからです。多くの地方は独特な方策をとっています。例えば、新農村に関するビラを配ったり、マスメディアを通して宣伝啓蒙したり、競争運動などを行ったりしてきました」 ロクさんはこのように語りました。
次の方策は、新農村作りの実施過程の段取りを決定することです。その中でも、新農村の基準に従って、農村の区画整理を行うことです。これまでに、各地方は新農村の区画整理を行っています。
中部クアン・ナム(QuangNam)省ヌイ・タン(NuiThanh)県人民委員会のグェン・バン・カ副委員長は次のように語っています。(テープ)
「2012年中に、同県は、新農村作りを試験的に行う4つの村が区画整理を完成させ、他の村が区画整理を促進させられるように、区画整理を中心に行っています。新農村作りプログラムは正しいものであり、人民からの賛成を受けています。」
カ副委員長はこのように語りました。
また、他には、農民に科学技術、先進的科学の導入などに関する長期的な補助を行うことです。その他、新農村作りに従事する幹部の育成も重要なことです。
新農村に関する国家目標プログラム指導委員会担当者のタン・ミン・ロクさんは「この数年間、ベトナムの党と国家は新農村作りを担当する幹部の育成に巨大な経費を投じてきた。さらに、党と国家は、複数の相応しい政策や規制を発行してきた」と明らかにし、次のように語りました。(テープ)
「政府は、新農村作り、生産に奉仕する様々な政策をとっています。例えば、信用借款に関する議定書41号、農業農村への投資に関する議定書61号、若い幹部の僻地誘導政策などです。」
ロクさんはこのように語りました。
新しい農村に関する国家目標プログラムの実施方法の傍ら、ベトナム政府は、農・林・漁業、畜産、職業村の発展へ向けた様々な優遇政策をとっています。