先頃、ベトナムのグェン・タン・ズン首相は2011年から２０２０年にかけてのベトナム青年育成戦略を承認しました。この戦略によりますと、２０２２０年まで、年平均、少なくとも青年６０万人に雇用を創出し、農村部での青年の失業率を６％以下に引き下げる目標が掲げられています。

ベトナム伝統職業村協会の統計によりますと、現在、ベトナムには、２７００の伝統職業村があり、およそ２０００万人の労働者に雇用を創出しています。

この数年、世界的金融危機の影響により、各大都市にある企業の多くは様々な困難に直面し、多くの青年が失業状態に陥っていました。しかし、ハノイ市やバクニン省、ハーナム省の伝統職業村は青年たちのため仕事を維持しています。

特にハノイ市ドンアン県の木材生産村及びバクニン省の木工製品生産のドンキ村は多くの青年に雇用を創出しています。そこで仕事をする青年の月収は１００万ベトナムドンから５００万ベトナムドンです。しかし、仕事をしている多くの青年は職業訓練を受けていない状態です。ベトナム伝統職業村協会によりますと、職業訓練を受けた青年は１２％しか占めていません。

特に、生産現場の責任者は、市場に関する見識が装備されていない現状です。これらは伝統職業村が抱える困難です。ベトナム伝統職業村協会のリュ・ズイ・ザン（LUUDUYDAN）副会長兼事務局長は次のように語りました

「テープ」

「伝統的職業村が作った製品のモデルはまだまだ簡単ですので、外国から来たお客さんの需要に応えられていません。これは差し迫った問題です。ですから、労働者に職業訓練を強化する必要があると思います。」

ザン副会長はこのように語りました

また、ベトナム伝統職業村協会のプロジェクト委員会委員長のトン・ザ・ホア博士によりますと、青年は職業村の新たな技術導入及びピーアール活動の強化における重要な役割を果たしています。そのため、彼らにとって職業訓練を行うことは大切なことです。その一方で、高齢の職人たちは若い世代にその技術を教える責任があります。ハノイ市ドンアン県の伝統職業村テェト・ウンの職人クァンフイさんは次のように語りました。

『テープ』

「現在、職業訓練は「子供が家の伝統を受け継ぐ」という形で行われています。訓練コースを開くことではありません。現場で実践を積みながら、理論を学ぶのが良いと思います。」

クァン・フィさんはこのように語りました。

統計によりますと、現在、ベトナムでは、16歳から３０歳までの青年はベトナム人口の２３％を占めており、新たな農村作りにおける重要な労働力となっています。そのため、彼らに職業訓練を行うことは課題となっていることでしょう。