(VOVWORLD) -ベトナムは高品質人材と投資環境改善などで外国の企業を魅了している。これは、ベトナムでの経営・投資見通しに対するアメリカの実業家の評価です。
去る7月末に、ベトナムを訪問したアメリカのジャネット・イエレン財務長官は、ベトナムの経済開発を目撃したと明らかにしました。また、ベトナムは世界経済とグローバルサプライチェーンの中で重要な一員になりました。イエレン財務長官はさらに、ベトナムがダイナミックな経済発展により2045年までに高所得国になるという目標を達成できると予測しました。
一方、アメリカの産業用コネクターメーカー「サムテック」社の代表マーク・ボボ氏は、「ベトナムは、素晴らしい投資先である。サムテック社は、2017年にベトナムで工場をはじめて建設したが、現在は3番目の工場が完成間近である。当社はベトナム側と連携して、再生可能エネルギー、持続可能なエネルギー分野において連携している」と明らかにしました。
そのほか、アメリカの多くの実業家は、ベトナムのハイテクと半導体、高速消費財、室内製品、食料食品、金融・銀行サービス、ヘルスケアなどの分野が急速に発展していることを高く評価しました。
アメリカのメタ・プラットフォームズ社のラファエル・フランケル・アジア太平洋地域担当者は、「ベトナムは質の高い人材を擁している。メタ社はベトナムへの投資の機会とその明るい未来に期待している。ベトナム政府がオープンな経済政策を講じることにより、メタ社とアメリカの企業がベトナムの発展事業に貢献できる機会となるだろう」と確認しました。
他方、アメリカ・ASEANビジネス評議会のテッド・オージアス会長は、「ベトナム政府は、政策の改革を進め、外国投資家に有利な条件を提示してきた。近日中に、グリーン転換、イノベーション、ヘルスケア、航空宇宙、安全保障などの分野で活躍するアメリカの企業の多くがベトナムでの協力の機会を模索することになる。これを通じて、ベトナムとアメリカとのサプライチェーンを多様化させるだろう」と述べました。
アメリカの実業家は、ベトナムとアメリカの経済貿易協力が二国間関係全体のハイライトになると信じています。