2023年のサデックの花と観賞用植物フェスティバル
(VOVWORLD) -30日、南部ドンタップ省の花づくりの村サデック村で、「土地への愛・花への愛」をテーマにした2023年のサデックの花と観賞用植物フェスティバルが開幕します。
サデック村でこのフェスティバルを開催するのは今回が初めてで、花を栽培する100年以上の歴史があるこの村の伝統を発揮することが狙いです。
フェスティバルでは花と観賞用植物を栽培する農家を称える式典、花と観賞用植物のバリューチェーンの向上を目指すセミナー、花と観賞用植物の取引を促進する会議など様々な活動が行われます。フェスティバルで、ベトナムに初めて栽培された韓国からのラズベリー菊をはじめ、様々な種類の花と観賞用植物が紹介されます。
この機に、サデック市タン・クイ・ドン地区にあるバラの花畑の観光地20種類の花合わせて1万2千鉢が紹介されます。そのほか、サデック市にあるほかの観光地も多くの新しい花と観賞用植物が展示されます。サデック村の花栽培農家の一人 チャン・バン・ティップさんは次のように語りました。
(テープ)
「花を栽培する村をさらに発展させるため、常に学習に取り組まなければなりません。それぞれの世代は時代に見合うため、絶え間なく新しい花を研究、模索する必要があります。これにより、サデック村の花のスタイルが時代遅れになったことはありませんでした」
現在、サデック村で栽培されている花と観賞用植物の総面積はおよそ950ヘクタールで、2千種類もの花と観賞用植物があります。ドンタップ省文化スポーツ観光局のフイン・ティ・ホアイ・トゥ局長は次のように語りました。
(テープ)
「2023年のサデックの花と観賞用植物フェスティバルで展示される花や観賞用植物を鑑賞して、人々は春がやってきた感じができます。地元の住民をはじめ、観光客がこのサデックの花と観賞用植物フェスティバルで楽しい体験ができることを望んでいます」
なお、2023年のサデックの花と観賞用植物フェスティバルが2024年1月5日まで開かれます。