リスナーの皆さん、今日のこの時間は、この一ヶ月間行われてきたベトナム・日本国交樹立40周年記念活動をまとめてお伝えします。
* 8月22日から28日にかけて、中部クアンナム( Quang Nam)省ホイアン旧市街で、第11回ホイアン日本文化交流」というイベントが開催されました。このイベントでは折り紙、浴衣の試着など日本の文化を 紹介する活動が行われるほか、クアンナム省の伝統的芸術や食文化などが披露されました。
* 8月17日から25日に、南部沖合いのバーリアブンタウ省で、「ベトナム・日本文化週間」が開催されました。その際、この40年間におけるベトナム・日本の関係に関するクイズコンテスト、東日本大震災 の被災者とその家族を対象とするバーリアブンタウ省への旅行、「ベトナムと日本」や「バーリアブンタウと川崎」、「国土、人々」をテーマにした写真展、 「ベトナム・日本文化デー」、日本語センターのオープニングセレモニー、日本語スピーチコンテストなどの活動が行われました。「ベトナム・日本文化デー」には1500人が参加しました。
* 8月29日から31日まで、ハノイで、「福岡フェア」が行われました。「福岡フェア」は、ハノイ市・福岡県の友好関係樹立5周年記念にあたり行われるイベントです。三味線、博多独楽、書道、折り紙などのパフォーマンスは若者をはじめ、市民を魅了しました。また、福岡県の特産品として知られるお菓子とお茶も紹介され、観客に福岡独特の文化を体験するチャンスを与えました。
* 9月3日、ベトナム社会科学アカデミー、日本の専修大学、日本国際交流基金はベトナムと日本との関係に関するシンポジウムを共催し、在ベトナム日本大使館の代表、専修大学の教授、博士、ベトナムの研究院と大学の科学者らが参加しました。参加者らは両国の関係の歴史を振り返った上で、今後のその関係強化策などについて意見交換しました。