日本商工会議所の代表団
10月31日午後、ハノイで、チュオン・タン・サン国家主席はベトナムを訪問中の日本メコン地域経済委員会の小林 洋一 委員長率いる日本商工会議所の代表団 と会見しました。
席上、サン主席は「ベトナムは多くの分野における改革を実施しています。ベトナムは、投資環境の改善、及び、投資戦略の作成の為、国内で投資活動を行っている全ての外国企業の意見を耳に傾いている。特に、ハノイで開催中の第13期国会第8回会議は日本企業を含む国内外の企業の意見を集約した上で、企業法と投資法を討議、採択する。」と明らかにしました。また、サン主席は「ベトナムはベトナムに進出している外国投資家に有利な条件を作り出す用意がある」と強調すると共に、近日中に両国の経済貿易協力が急速に発展してゆくだろうとの確信を表明しました。
一方、小林 洋一氏は「今回の代表団にはベトナムで投資活動を効果的に行なってきた企業の指導者及び、ベトナムでの投資経営のチャンスを探っている幾つかの企業の指導者が同行している」と明らかにすると同時に、ベトナム政府がインフラ整備や労働者の質的向上、裾野産業などを含む投資誘致政策の完備にさらに配慮する必要があると提案しました。