小平信因氏(左)とフック副首相= VGP/Lê Sơn
12日、政府本部で、グェン・スアン・フック副首相は、トヨタ自動車株式会社の小平信因(こだいら のぶより)代表取締役副社長と会見しました。
席上、フック副首相は「日本はベトナムの重要な経済相手国で、また、最大ODA=政府開発援助供与国であり、ベトナムの大きな投資国と貿易相手国でもある」と強調しました。
フック副首相は「ベトナム政府は、2025年までの自動車産業発展戦略と2035年までのビジョン、及び2020年までの自動車産業発展計画と2030年までのビジョンを承認した」と明らかにし、「トヨタ自動車は現地調達率を増加させ、ベトナムでの自動車部品生産の便宜を図る為に、ベトナムの自動車メーカーと連携してゆくよう」希望を表明しました。
一方、小平氏は「わが社は自動車市場の発展に努力しており、ベトナムにおける持続可能な開発政策を実施している」と明らかにした上で、ベトナム政府に対し、有利な条件を作り出していくよう求めました。