ベトナム国立交響楽団コンサート「トヨタコンサート」
(VOVWORLD) -今年のこのコンサートはベトナム・日本外交関係樹立45周年を記念する様々な活動が行われている背景の中で開催され、より深い意義を持っています。
ベトナム・日本外交関係樹立45周年記念活動の一環として、7月13日、ベトナム国立音楽学院の大ホールで、トヨタベトナム社とベトナム交響楽団はトヨタコンサート2018がありました。
トヨタコンサートは1998年に始まり、毎年開かれていましたが、2007年にクラシック音楽を普及させる目的で、ベトナムの3大都市で行われるようになりました。今年のこのコンサートはベトナム・日本外交関係樹立45周年を記念する様々な活動が行われている背景の中で開催され、より深い意義を持っています。
コンサートの最初はベトナム国立交響楽団の常任指揮者本名徹次氏の指揮の下、ベトナムと日本の国歌が演奏されました。本名徹次氏の話です。
(テープ)
始めに、ベトナムの交響は「幸せを私たちに運んでくれた人」が演奏されました。この作品はホーチミン主席の生誕100週年を記念して作曲されたもので、ベトナム国内はもとより、海外公演で披露されてきました。
世界各国で演奏経験を持つチェロ奏者宮田大氏にとって、ベトナムで演奏するのは今回が初演です。宮田氏の話です。
(テープ)
コンサートは観衆に深い印象を残しました。なお、同じ内容のコンサートが7月20日、東京サントリーホールでも行われました。当日は天皇皇后両陛下による花束贈呈もありました。このコンサートはベトナムと日本との深い友好の関係を示していると言えることでしょう。