ベトナムの声放送局日本語放送のリスナーの皆さんに、日越外交関係樹立40周年を記念する特集番組の最初版を通じて、挨拶の言葉をお送りいたします。
まず、新年の挨拶をしたいと思います。
2013年はベトナムと日本との友好関係の特別な年です。40年前の1973年9月21日に両国は正式に国交を樹立思案した。ただ、ベトナムと日本との関係は40年前ではなく、400年以上前の16世紀、日本人商人たちがベトナムに入った時に、始まりました。
両国の長い関係と文化の類似点、また、共通の利益により、この間、ベトナムと日本との関係は多くの分野で迅速に発展し、絶え間なく促進されつつあります。現在、両国は戦略的パートナー関係の発展に力を尽くしています。経済・貿易協力、文化交流が絶えず強化、拡大され、両国の相互理解・相互信頼も深まっています。現在、日本は対ベトナムODA=政府開発援助供与国の中でトップとなり、投資国、貿易相手国の中でも一位に立っています。
両国国民の友好関係も日を追って、発展しています。2011年3月の東日本大震災終息後、両国国民の厚情が深められてきています。ベトナムでは、日本の被災者のために、過去最大規模の募金運動が行われ、子供から高齢者まで、役職者から一般人まで誰もが参加しました。
私は1年前に日本に赴任しました。これまで、ベトナムに寄せる日本の皆さんの厚情を実感できました。これは心からの気持ちと共感で、関係の強化に向かっています。私は政治家から一般人まで、多くの日本人の友達ができました。皆は私を親族として扱ってくれます。私は彼らの故郷や家族に招待され、両国関係について話し合ったり、喜びを分かち合ったりしました。
2011年10月、グエン・タン・ズン首相は日本を訪問し、野田首相と会見した際、両国の外交関係樹立40周年を記念するため、2013年を「日越友好年」にすることで一致しました。
今年中、様々な記念活動や草の根交流が行われます。例えば、東京や大阪などで、大規模なベトナム祭りが開催される計画があります。2013年はベトナムと日本との友好と長期的な協力関係における節目になるよう希望します。
新年にあたり、リスナーの皆さんにお祝いの言葉を述べさせていただきます。両国国民の友好関係と両国の長期的な協力は日増しに発展するようお祈り申し上げます。