VOV東京によりますと、25日、大阪と岡山で、1300人規模のベトナム人らによる反中デモが行われました。デモでは、中国がホアンサ群島から中国が出ていくことが求められ、赤地に黄色の星のついたベトナム国旗をイメージしたTシャツを着た人々がベトナム国旗を掲げてデモ行進をしました。
デモ隊はベトナムに対する中国の不法行為に抗議すると呼びかけています。プラカードにはベトナム語と日本語が併記されており、「中国は国際法を守れ」「大国らしく振舞え」と書かれました。横断幕には「中国はベトナム漁民をいじめるな」とも書かれていました。
岡山駐在ベトナム学生協会のファム・タイン・ハイ会長は「このデモを通じて、日本をはじめ、国際友人に平和のメッセージを送りたい」と述べるとともに、「私たちは政府を支持し、祖国の領有権を確保するため、断固たる措置を取るよう希望する」と強調しました。