日本マスメディア 岸田外務大臣のベトナム訪問を報道
6日、NHK,共同通信、日本経済新聞、毎日新聞、時事通信などは岸田文雄外務大臣によるベトナム訪問を大きく取り上げています。
岸田大臣(左)とフック首相(右)
日経は、ベトナムのグエン・スアン・フック首相と岸田外務大臣の会見で、双方は、「中国が軍事拠点化を進めるベトナム東部海域を巡り「一方的な現状変更は国際社会共通の懸念である」との認識で一致した。ASEAN東南アジア諸国連合加盟国がベトナム東部海域問題で足並みをそろえるのが重要であることも確認した」と報じました。
一方、NHKは、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相との会談で、「岸田大臣は、先月、海上自衛隊の護衛艦がベトナム海軍の最重要拠点でベトナム東部海域に面したカムラン湾に初めて寄港したことを踏まえ、両国の防衛当局間の交流が進むことに期待を示した」と伝えました。
フック首相が今月の主要国首脳会議(
伊勢志摩サミット)の拡大会合に参加することについて、共同通信は、「岸田大臣は議長国の日本に対するベトナム側の要望を聞いた。サミット拡大会合の議論に反映させる考えだ」と報じました。