6月末までの記念活動をまとめる

) リスナーの皆さん、こんにちは。

*9月21日のベトナム・日本国交樹立40周年記念日と「ベトナム・日本友好年」を迎えるにあたり、 今年初めから様々な記念活動が行われています。さきごろ、1月から3月いっぱいまでの活動を振り返りましたが、今回は4月初め以来の主な活動を点検します。

*4月11日から13日にかけて、ユネスコが世界遺産として認定したハロン湾で、「ハロンにおける日本色」と銘打った桜祭りが開催されました。

桜祭りがハロン市で開かれるのは今回が初めてで、クアンニン省を含めベトナムと日本との友好関係の強化を目的として、桜展示会、民芸品展示会、ペット・観葉植物展示会、飲食祭り、クアンニン省観光を紹介する会、日本とクアンニン省のアーチストによる音楽会などの活動が行われました。

*4月16日午前、チュオン・タン・サン国家主席はベトナムを訪問中の関西経済連合会の森・しょうすけ会長率いる代表団と会合を行いました。

会合でサン国家主席は「ベトナムは日本、中でも関西地方との協力を重視している」と強調し、経済フォーラムの格上げや、関西・ベトナムビジネス・ラウンド・テーブルと関西ビジネス・デスクの設置という森会長の提案に賛同しました。

*4月26日から28日にかけて、在日本ベトナム大使館のドアン・スアン・フン大使は新潟県を訪れました。新潟県の泉田裕彦(いずみだひろひこ)知事と会見した際、フン大使は「ベトナムと日本との関係が良好に発展している現在、新潟県とベトナムは農業、人材育成、観光などの分野における協力に関して、大きな潜在力に恵まれている」と強調しました。一方、泉田知事は「ベトナムで新潟県の実業家協会が設立された。新潟県の多くの企業はベトナムで事業活動を行っている」と明らかにしました。

*日越国交樹立40周年を記念する活動の一環として、ベトナム人生徒・学生を対象にしたベトナム語と日本語の第2回作文コンクールが開催されました。ハノイからおよそ5500人、ホーチミン市からおよそ1000人の作品の応募がありました。組織委員会は応募作品をベトナム語版と日本語版、中学校、高校と大学の応募作品などそれぞれ一等賞含めて4つの賞を授与しました。

*先頃、東京で、日本経済新聞は在日本ベトナム大使館及び幾つかの日本企業と連携して「ベトナム・日本教育協力』に関する特別なフォーラムを共催しました。

フォーラムで、ベトナムと日本の代表らは教育養成、科学技術分野における協力の強化措置について討議しました。

*このほど、日本の芸能人・杉良太郎氏は日本・アセアン大使としてベトナムを訪問しました。杉氏は、1997年、ベトナムへの貢献により、チャン・ドゥック・ルオン元国家主席から、外国人に贈る最高位の勲章である友好勲章を受章し、2006 年、ベトナム政府から越日特別友好大使を委嘱(いしょく)され、その2年後「越日特別大使」のポストに就きました。

*6月20日、ハノイにあるベトナムの声放送局本部で、当放送局と日本の時事通信社は記事交換に関する協力合意書の調印式を行いました。これは両報道機関の効果的かつ長期的な協力関係に法的基礎を作り出すものだけでなく、日越国交樹立40周年を切実に記念し両国関係の強化に寄与するものでもあると期待されています。

* そして21日、日本ベトナム友好協会茨城(いばらき)県連合会はベトナム日本外交関係樹立40周年を記念する懇親会を行いました。懇親会で、在日本ベトナム大使館のドアン・スアン・フン大使は今後も、両国関係、中でも茨城県とベトナムの各地方との協力が引き続き強化されるよう希望を表明しました。

年末までに記念活動が継続され、両国の戦略的パートナー関係の一層の強化、発展に寄与すると期待されています。

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