ハノイイノベーションサミット ベトナムと世界のスタートアップ企業の懸け橋

(VOVWORLD) - 29日、ハノイで、フランスのイノベーション関連組織「Schoolab」の開催、及び、ハノイ市人民委員会とベトナム計画投資省の応援により、「ハノイイノベーションサミット2019」が行われました。

このイベントは、イノベーションの精神をベトナムの若者たちに芽生えさせるとともに、ベトナムと世界のスタートアップ企業の協力を促進させることが狙いです。

ハノイイノベーションサミットの開会式で発言に立ったハノイ市人民委員会のグエン・ドゥク・チュン委員長は、近年、ハノイの新規企業が急増している背景の中で、今回のイベントは、ハノイのスタートアップ企業の成長、及び、世界のスタートアップ企業とのつながりを促進させるチャンスであると述べました。また、チュン委員長は、ハノイ市はイノベーションを激励しており、スタートアップ企業にできる限りの便宜を図っていると明らかにし、これからもより多くのイノベーションプロジェクトが成功するであろうとの希望を表明しました。そして、世界各国の投資家やスタートアップ基金に、魅力的かつ安全な投資環境ををつくることを公約しました。

一方、計画投資省のグエン・チ・ズン大臣は、スタートアップの生態系を整備することはベトナム政府の優先課題の一つであると強調し、計画投資省は今年の末に、スタートアップ奨励戦略を完成すると明らかにしました。この戦略は、ベトナムが自らの強みを発揮して第4次産業革命のメリットとチャンスを最大限に活用することに役立つとしています。

ズン大臣によりますと、計画投資省は、国外在留ベトナム人知識人に国のイノベーションへの貢献を奨励する方針です。また、ハノイで設立されるスタートアップ国立センターは、国内外の専門家を集めるところで、国のイノベーションの発展に寄与するとしています。ズン大臣は、政府は、イノベーション環境づくりに取り組んでおり、スタートアップを激励していると強調しました。

ご感想

他の情報