ベトナム農業の発展に原動力を作り出す

(VOVWORLD) -今週、グエン・スアン・フック首相が初めて500人の農民代表との会合を行いました。


これは世界への参入が進んでいる背景の中で、政府が農民の願望を直接に見極めるため、重要な意義があるものです。これを通じて、ベトナム農業への発展に原動力が作り出され、農民のインベンションを発揮させるために、適切な対策が提出されるとしています。

会合では、農産物の需給バランスの確保や資金、土地、農業物資、技術、新農村づくりなど多くの差し迫った問題が取り上げられました。近年、農業部門は連続的に発展していると見られます。2017年、農林水産物の輸出額は360億ドルを記録し、輸出超過額は85億ドルを超え、過去最高となっています。このような業績を達成するには、全国の1100万人の農民及び、2400万人の労働者が困難を乗り越え、力を尽くしてきました。2018年、ベトナムは農林水産物の輸出額を400億ドルにするという目標を設定しました。

一方、農業発展を推進するため、生産効率、製品の質、競争力の向上、バリューチェーンに沿う密接な連携、過剰生産の回避などに尽力しなければならないとしています。フック首相は国家や企業だけでなく、農民も消費市場の模索に取り組む決意を固める必要があると強調しました。

また、会合で、首相と各省庁の指導部は、食品安全衛生の管理や農業物資の質的向上、資金、農業用地など、複数の大きな問題を解明しました。さらに、フック首相は各省庁に対し、農民が関心を寄せている問題を明確にするよう提示すると同時に、マスメディアで解決結果を公表しなければならないと訴えました。

ベトナムは9千万人の人口を抱えていますが、その大多数が農村部に住んで、農業は経済発展の欠かせない一部分となっています。そのため、ベトナム党と国家は、農業農業開発を戦略的な任務に位置づけ、農業部門は国の経済社会発展の重要な柱としての役割を果たしています。首相と農民による初めての対話は国民を奉仕する清廉で、建設的な政府づくりを行う決意の証となっています。


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