*今週の最も際立った出来事は全国各地で、ベトナム共産党創立82周年を記念する様々な活動が行われました。北部タイグェン市で開かれたベトナム共産党創立82周年を記念する集会で、ベトナムのグェンシンフン国会議長は「ベトナム共産党の誕生はベトナム革命にとって重要な転換点である。共産党とホーチミン主席の指導のもと、ベトナム国民は国の独立と自由を勝ち取り、現在、国の建設に励んでいると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム共産党創立82周年記念日はタイグェン省を含めたベトナム民族の輝かしい歴史を振り返る機会になります。これにより、次の各世代は先人たちの戦闘における頑強で不屈な精神と生産活動における創造性と勤勉さを受け継ぐことができます。タイグェン省の共産党委員会とそれぞれの幹部や党員はベトナム共産党の第11回大会とタイグェン省の共産党委員会の第18回総会の決議の実施に全力を尽くす必要があります」
フン国会議長はこのように語りました。
この機に、ベトナム共産党、政府、祖国戦線の指導者らはホーチミン廟を訪れ、花輪を捧げました。
*今週、共産党、政府の指導者らは各部門や機関を訪れ、テトの挨拶を引き続き行ないました。ベトナムのチョンタンサン国家主席はハノイ市公安局を訪れ、テトの挨拶を行いました。サン主席は公安部門がこれまでに達成した成果を讃えるとともに、2012年は、国内外の情勢が複雑に推移しますので、ハノイ市を始め、全国の公安部門は国の政治情勢と社会秩序を脅かす企みを主体的、かつ、創造的に対応できるように全力を尽くす必要があると強調しました。一方、今週、グエンタンズン首相率いる政府のワーキング・グループは中部ビンディン省を視察しました。ズン首相は「同省が迅速で持続的な発展を遂げるため、底力を発揮し、食品加工、林業、観光分野での地元の強みを活用する必要がある」との見解を示しました。また、ズン首相は同省に対し、農業生産と水産物の養殖、加工に関する問題を解決すると共に、企業の生産、経営を援助するよう求めました。
*今週、中部トア・ティエン・フェ省フェ市で、中北部沿岸地域・フェ国家観光年2012の幕開けとなるプログラムが開催されました。フェ国家観光年2012の際に、文芸公演やスポーツ試合、観光活動などが同省と中北部沿岸地域各省で開かれます。組織委員会のグェン・バン・カオ委員長は次のように明らかにしています。
(テープ)
「国の観光年2012年の幕開けとなる催しは、国の繁栄と国民の幸福を祈る儀式、やフェン・チャン女王神殿の祭りの開幕式です。これは、フェ市だけでなく、トア・ティエン・フェ省全体における文化、スポーツ、観光活動をスタートさせるものです。そのシナリオが周到に作成されました」
カオ委員長はこのように語りました。
なお、国家観光年2012年では、ベトナム文化スポーツ観光省、トア・ティエン・フェ省及び中部各省の共催による31のイベントがあるとしています。
一方、今週、ベトナム国内の多くの地方で、新春を迎える祭りが引き続き催されています。旧暦1月7日にあたる29日北部丘陵地帯のフートー省で、ベトナム民族の祖母と呼ばれるアウ・コーの恩を思う式典が開かれました。その際に、古典音楽会や、民間遊戯、スポーツ試合など様々な活動が行われました。一方、ナムディン省ブーバン県にあるビェン市場の祭りは同日夜、開幕しました。また、30日は、古都フェ市にあるフエンチャン神殿の祭りが開幕しました。