今週の主な国内ニュース(20日から)



*14日から21日にかけて、ハノイで、国会常務委員会第8回会議が行われました。今回の会議は法律制定を集中的に討議しました。また、国会議員の質疑応答も実施されました。今回、国会常務委員会は訴訟法改正案、観光法改正案、森林保護開発法改正案、技術移転法改正案、鉄道法改正案、公的債務管理法改正案、水産法改正案、区画整理法、対外貿易法に意見を寄せました。

*グェン・スアン・フック首相の招きに応え、21日から24日にかけて、シンガポールのリー・シェンロン首相夫妻がベトナム公式訪問を行いました。リー首相によるベトナム公式訪問は就任以来3度目となりました。訪問期間中、リー首相はグェン・スアン・フック首相と会談を行った他、グェン・フー・チョン共産党書記長を表敬訪問し、グェン・テイ・キムガン国会議長、及び、チャン・ダイ・クアン国家主席と会見を行いました。フック首相はリー・シェンロン首相と会談を行った際、各レベル代表団の交換と草の根外交活動の強化を通して、両国の戦略的な信頼醸成の強化、及び二国間の戦略的パートナーシップの一層深化を公約しました。会談後の記者会見で、フック首相は次のように語りました。

(テープ)

「東部海域問題に関し、我々はこの海域を平和かつ友好で、航行の自由が確保され、発展を遂げる地域へと発展させることで一致しました。リーシエン・ロン首相と私はともに関心を持つ多国間問題について話し合った際、ASEAN加盟諸国と力を合わせ、団結、統一、ダイナミックなASEAN共同体の構築や地域の戦略的な問題の解決におけるASEANの中核的な役割の発揮に尽力する決意です。」

*チャン・ダイ・クアン国家主席の招きに応じて、イスラエルのルーベン・リブリン大統領夫妻は19日から25日までの日程でベトナムの国賓訪問を行いました。

訪問期間中、リブリン大統領はチャン・ダイ・クアン国家主席と会談を行った他、グェン・フー・チョン共産党書記長、及び、グェン・スアン・フック首相と会見を行いました。これらの会談と会見で、双方は、経済や、科学技術をはじめ、あらゆる分野で両国関係を発展させていく決意を再確認しました。クアン主席とリブリン大統領は経済協力を中心的な任務と見なし、科学技術協力を両国間の協力事業の柱にすることで一致しました。会談後の記者会見で、クアン国家主席は、「会談は成功した」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「私とリブリン大統領は両国関係について全面的に話し合い、今後の両国関係の強化策に関する共通認識を達成しました。リブリン大統領率いるイスラエル代表団のベトナム訪問を大歓迎します。訪問後、多くの協力合意が達成されるものと期待しています」

*今週、ハノイで、ホーチミン共産青年同盟は若い才能補助基金と協力して、「代表的な若もの」という賞の授賞式を行いました。今年は学習と労働分野で立派な成績を収めた10人の青年が受賞しました。授賞式で、ベトナム共産党大衆運動委員会のチュオン・ティ・マイ委員長は、「受賞した青年たちは、ベトナムの知恵や、困難を乗り越える勇気、社会に貢献したい渇望などのシンボルである」とした上で、全国の青年に対し、自らの夢を実現し、国の発展事業に寄与するよう呼びかけました。

*今週、国内各地で、「愛情と分かちあう」をテーマにした3月20日の国際幸福デー2017を祝う様々な活動が活発に行われました。この機に、ホーチミン市では、市民や、市内の各企業、機関、団体の幹部、職員を対象に、国際幸福デーの歴史、意義、これに関する国連の意向などに関する宣伝啓蒙活動を行いました。一方、中部クアンガイ省の婦人会は、慈善食事会や、貧困者向けの10軒のチャリティハウスの寄贈、貧しい家庭の子ども20人への自転車の寄贈などを行うと共に、「幸福な家庭」クラブの設立などを進めました。

*今週、北部バクニン省バクニン市で、資源環境省はバクニン省人民委員会と協力して、「世界水の日」2017を記念する集会を行ないました。
「廃水」をテーマとした今年の「世界水の日」は廃水の削減と廃水のリサイクルに対する社会の認識を高め、2030年をめどに、全ての人々が水道水を利用するという国連の持続可能な開発目標の実現を目指すものです。

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