今週の主な国内ニュース24日から29日まで

*今週、ハノイで、国会常務委員会の主催のもと、専任議員会議が2日間の日程で行われました。今回の会議では、民事法改正案や、民事訴訟法改正案、国会と人民評議会の監視法案、刑事法改正案、刑事訴訟法改正案の5件の法案と法改正が討議されました。第13期国会第10回会議では17件の法案と法改正案が採択され、10件の法案が審議される予定です。

*24日午前、ハノイで、司法部門の愛国競争大会が行なわれ、グェン・フー・チョン共産党書記長が出席しました。式典で、チョン書記長は「この70年間における司法部門の大きな貢献をたたえた上で、新しい段階における革命の要求に答えるため、さらに努力するよう」呼びかけ、次のように語りました。

(テープ)

「法律施行を重視する必要があります。これを実現するため、法律の宣伝啓蒙活動の効果向上にさらに取り組み、これを各部門や機関の常時的な任務としなければなりません。特に、党員、幹部、公務員などの法律遵守意識を高め、官僚主義や汚職との戦いを強化する必要があります」

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*今週、ハノイで、8月28日の外交部門設立70周年を記念する式典が行われました。式典で、チュオン・タン・サン国家主席は演説を行い、外交部門に対し、国益確保に向け、党の政策・路線を貫徹した上で、ホーチミン主席の思想を発揮させ、人材育成に力を入れていくよう求めました。また、サン主席は「外交部門は“独立、自主、平和、協力、発展、国際関係の多様化”という全方位外交政策を堅持するとともに、世界各国、とりわけ国境を共有する近隣諸国との関係を深化させる必要がある」と述べました。

*今週、ハノイで、外務省はEU=欧州連合ベトナム事務所と連携して「ASEAN文化社会共同体作り」に関するシンポジウムを行いました。席上、レ・ホアイ・チュン外務次官は「このシンポジウムはASEAN文化社会共同体を始めとするASEAN共同体の幅広い紹介と宣伝に寄与する活動の一つである。外交官と欧州連合の専門家らが参加するこのシンポジウムは、文化的社会の建設と管理に関する欧州連合の教訓や 経験について話し合うチャンスでもある」と強調しました。チュン次官は次のように語りました。

(テープ)

「EUは、経済・社会・政治など多くの分野における共同体の構築に関する最も効果な模範の一つです。ASEANはASEAN文化社会共同体を始めとするASEAN共同体構築にEUの経験を活用します。ASEANとEUの間には類似点と相違点がありますが、EUの経験を活かすことは、ASEAN共同体は目標を達成できると確信しています。このシンポジウムは、多くの分野におけるEUとASEANとの協力の強化に繫がると期待されています。」

*今週、北中部タインホア省で、「ベトナム経済、参入と持続的な発展」をテーマにした「秋の経済フォーラム2015」が開幕しました。このフォーラムは国会経済委員会と対外委員会、ベトナム社会科学アカデミーの共催によるものです。フォーラムで、ベトナム商工会議所のブ・ティエン・ロック会頭は「近年進められてきた国際社会への参入は国内での体制改革の原動力となっている。現在、体制改革がかつてないほど急速に実施されている。」と述べました。なお、これまでに、ベトナムは世界の多くの国々とFTA=自由貿易協定を締結、実施してきました。今後、アメリカやEU=欧州連合とのFTAを締結する見通しです。

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