*今週、チュオン・タン・サン国家主席は南部チャ・ビン省、ソク・チャン省、バク・リェウ省、カ・マウ省を訪れ、これらの省の海岸堤防と海岸の国防、安全保障を視察しました。この機に、サン主席は南西部指導委員会と第9軍区司令部と会合を行いました。会合で、サン主席は「気候変動が複雑に推移している背景の中で、これらの海岸堤防を補強することは差し迫った課題である」と強調すると共に、海岸堤防の補強の為、あらゆる手を尽くすよう求めました。サン主席は次のように語りました。
(テープ)
「これらの省が気候変動による影響を回避する為、適切な対策を探らなければなりません。政府は各地方に対する気候変動の影響を監視、管理する人材の育成のための政策を制定します。適切な対策を取らなければ、気候変動による甚大な被害を受けることでしょう。これは重要な任務です」
*3月3日のベトナム国境警備部隊伝統の日55周年にあたり、今週、チュオン・タン・サン国家主席は国境警備部隊の幹部、兵士、国境地帯に住む住民に書簡を送りました。その中で、サン主席は国の発展事業や国際社会における地位向上などに対する国境警備部隊と国境地帯に住む住民の積極的な貢献を高く評価しました。また、「今後、ベトナムは新たな試練に直面する」と指摘した上で、国境警備部隊と国境地帯に住む住民に対し、今後も困難を乗り越え、国の発展事業や領土保全、平和・友好の国境線作りに引き続き貢献するよう希望を表明しました。これとは別に、2日、国境警備部隊司令部は記念式典を盛大に行いました。席上、グエン・シン・フン国会議長は次のように語りました。
(テープ)
「全党、全軍、全国民と共に自らの任務を全うするために、国境警備部隊は、伝統を発揮し、第11回党大会の決議、および、『新しい状況における祖国防衛戦略』に関する第11期党中央委員会第8回総会の決議を効果的に実施しなければなりません。また、党の対外路線を貫徹し、ベトナムと近隣諸国との協力の強化に有利な条件を作り出す必要があります。さらに、国境警備部隊の精鋭化も重要な任務です」
*今週、インドネシア国民協議会のシダルト・ダヌスブロト議長率いる高級代表団はベトナム公式訪問を開始しました。訪問期間中、シダルト議長はグン・シン・フン国会議長と会談し、グエン・タン・ズン首相と会見するほか、いくつかの史跡や景勝地を訪れました。グエン・タン・ズン首相はシダルト・ダヌスブロト議長と会見した際、「両国は貿易、投資、観光などの分野で協力を強化するよう」提案しました。また、両国企業に有利な条件を作り出し、両国間の貿易額を100億ドルにするために取り組む必要があると訴えました。一方、シダルト・ダヌスブロト議長は「今後も、経済や、文化、教育などの分野で両国関係の強化に力を入れていく」と述べました。
*今週、ホーチミン市で、保健省は「2020年までの海と島での医療ネット発展計画」の実施状況を総括する会議を行いました。この計画は計画317号とも呼ばれ、昨年2月7日に、首相が承認したものです。今年、この計画が効果的に実施されるよう、沿海各地の各省庁、地方は具体的な行動計画を作成する必要があるとしています。また、保健省は中部フエ市の医薬大学やホーチミン市の医薬医学に対し、海洋医療学科の設立計画を作成することを指示しました。一方、各省庁、地方は第5海軍軍管区の診療所78号を軍医病院78号に格上げすること、及び海上救急訓練センターの設立計画を作成することで合意しました。
*今週、西北部経済発展指導委員会委員長を務めているグェン・スァン・フック副首相は労働傷病軍人社会事業省の指導部と会合を行いました。フック首相は「関連各省庁が西北部経済発展指導委員会と連携して、西北部の経済社会発展事業を促進し、貧困解消、職業訓練、雇用創出事業に注力するよう」求めると共に、労働傷病軍人社会事業省は山岳地帯に住む少数民族の住民の生活を改善するための措置を取らなければならない」と強調しました。
*今週、全国各地で3月8日の国際婦人デーを記念する様々な活動が活発に行われています。ハノイ国家大学は科学研究活動に立派な業績を挙げた女性幹部8人に賞を渡しました。現在、ハノイ国家大学には女性博士とマスターおよそ1200人が活躍しています。一方、6日、中部ダナン市婦人連合会は2013年の代表的な10の女性支部に授賞すると共に、2014年の競争運動を発動しました。2013年、ダナン市の女性らは各レベルの婦人支部が開始した競争運動に積極的に参加してきました。国際婦人デーにあたり、ベトナムの声放送局のインタビューに答えたベトナム婦人連合会のブイ・ティ・ホア( Bui Thi Hoa)副会長は「総人口のおよそ50%を占めるベトナム女性は国の建設防衛事業に重要な役割を担っている」と明らかにしました。