今週の主な国内ニュース4月28日から

*今週、ベトナム共産党のグェン・フー・チョン書記長は中部ハティン省を訪れ、同省の党委員会、および、主要幹部と会合を行いました。会合で、チョン書記長は経済を持続的に発展させると同時に国の工業化と近代化事業において、人材育成を重視しなければならない。その中で、指導者や管理職の能力向上に力を入れる必要がある」と強調しました。また、チョン書記長はハティン省の指導者に対し、新しい農村作り、党建設をきちんと実施するよう指導しました。また、今週、チョン書記長ベトナム共産党の最初の書記長であるチャンフー氏生誕110周年記念式典に出席しました。

来る5月に開催される第7回国会会議を前に、今週、グエン・シン・フン国会議長率いる中部ハーティン省選出の国会議員代表団はロックハ県、タックバン村の有権者と会合を行いました。会合で、有権者らは農業、農民、農村に関する政策や法律の制定をめぐり様々な意見を提案するとともに、政府、国会、及びハーティン省行政当局に対し、漁民に対する支援政策を実施し続けるよう希望を表明しました。会合で、グエン・シン・フン国会議長は次のように語りました。

(テープ)

「国家の最終目標は国民の物心両面での生活水準の向上です。皆さんは様々な意見を出しました
が、水産物の水揚げと養殖を支援する必要があります。また、水産物の養殖に対する投資は慎重に検討しなければなりません。給電、給水、飼料、疫病の防止、そして消費市場にも配慮しなければなりません」

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*今週、ハノイで、グエン・タン・ズン首相は4月の政府の月例会議を主催しました。会議でズン首相は「年初4ヶ月の経済社会状況は多くの分野で好転を見せ、マクロ経済と為替相場は安定して、インフレ率が6%以下に抑えられる見通しで、外貨準備高と輸出額が増加してきた」と明らかにしました。また、ズン首相は政府と各地方行政当局に対し、予算の融資や外国投資、また、ODA=政府開発援助の実施を加速し、重点的な交通プロジェクトの立ち退き作業を断固として実施するよう求めると同時に、国家銀行に対し、不良債務の処理と企業に対する融資を進めるよう指示し、次のように語りました。

(テープ)

「経済成長と雇用創出は総需要に左右されています。ですから、総需要を増加させるためには、融資の実施を加速し、融資額残高を引き上げる必要があります。こんなマクロ経済の状況は有利だと思います。一方、インフラ整備への投資の実施も進め、インフラ整備を融資の質的向上と連携させ行わなければなりません。」
また、今週、ハノイで、グェン・タン・ズン首相と副首相4人、9人の閣僚、2人の大都市の人民委員会委員長が企業の代表と会議を行いました。この会議は資本、消費市場、政策などの分野において困難に直面している企業の意見を耳に傾けるためのものです。会議の終了にあたり発表を行った際、グェンタンズン首相は「政府と各地方の行政、および、部門や機関は企業と連携して、投資経営環境の改善に力を入れる。当面、政治、社会とマクロ経済の安定化に配慮すると共に行政改革を加速すると述べました。また、ズン首相は国家銀行総裁に対し、企業の融資に便宜を図るためあらゆる手を尽くすよう呼びかけました。

*今週、国内各地で、4月30日の南部完全解放39周年を記念する様々な活動が活発に行われていました。30日夜、ホーチミン市で、抗米救国闘争に参戦した兵士との交流会と芸術公演が行われました。一方、中部クァンチ省では「国の統一」という国旗掲揚式が行われたほか、1954年から1975年にかけてベトナムの南北を分断した北緯17度線にあるヒエンルォン橋とクァンチ古城が国家特別遺跡として認定されました。また、中部ダナン市で、全国自転車選手権大会が行われ、国内各地から200人の選手が参加しました。これに先立ち、南部ビンスォン省、ハウザン省、ビンロン省でも南部完全解放39周年記念日を祝う様々な活動がありました。

 

 

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