11日から1週間の主な国内ニュース

*先週、ハノイで、2012年から2017年までの任期における第11回ベトナム全国婦人代表大会が開催され、国内各地の婦人連合会の会員を代表するおよ そ1000人が参加しました。同大会のテーマは「団結・創造・参入・発展」でした。これは重要な政治的出来事であり、国の工 業化と現代化事業が促進されている時期での女性の役割、潜在力、創造力の発揮に関する新たな発展の一歩を示すものです。大会で、ベトナム共産党のグエンフーチョン書記長は次のように語りました(テープ)

「党政治局の決議11号には『国の工業化近代化事業の要求に応えるために2020年をめどに、女性たちの能力を一段と向上させる』目標が盛り込まれました。また、ベトナムを男女平等確保の面でアジア地域の最も進歩的な国にすることも重要な目標とみられています」

チョン書記長はこのように語りました

*先週、グエンシンフン国会議長の主催のもと、現憲法改正委員会第3回会議が開催されました。会議で、憲法改正の方向が定められました。

*15日午前、ハノイで、FAO国連食糧農業機関の第31回アジア太平洋総会が開幕しました。この総会はアジア太平洋地域をはじめ、世界で食糧安全保 障の確保と貧困解消が難航しており、2015年をめどに世界の貧困者の割合を半減するという目標の達成に支障を来たしている背景に行われたものです。開会 式でベトナムのグエン・タン・ズン首相は次のように語っています。(テープ)

「数十年間にわたって、それぞれの国の努力とFAOをはじめ、国際諸組織の積極的な援助により、世界各国の食糧生産は目覚しい成果を収め、食糧安全 保障状況が改善され、多くの国は食糧の自給を図られました。現在、多くの国は効率、効果、質の向上に向け、農業の再編を進め、持続的な食糧安全保障を目指 しています。」

ズン首相はこのように語りました。

*15日ハノイで、「ベトナムへの外国投資の質的向上を目指す方策」に関するシンポジウムが開催されました。席上、「この25年、ベトナム向けの外国投資は国の経済発展事業と国際経済への参入を促進するための原動力となってきたものの、外国投資管理には複数の問 題が残されている。ハイテク分野への投資プロジェクトがまだ少ない。投資政策の実施は足並みをそろえていない」との意見が相次ぎました。

*今週、ベトナムは再びベトナムの領有権を侵犯した中国に反発しました。ルオンタィンギー外務省報道官はベトナムのホアンサ群島海域での中国の活動を批判し、中国側に対し、これらの行為を直ちに中止するよう要請しました。

*今週、世界消費者権利の日に対応する様々な活動が国内各地で活発に行われています。今年のテーマは「我々のお金・我々の権利」ということです。

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