4月24日からの主な国内ニュース


 *ベトナム共産党のグェン・フー・チョン書記長とチャン・ダイ・クァン国家主席の招きに応じて、4月25日から27日にかけて、ラオス人民革命 党の ブンニャン・ウォーラチット 書記長はベトナムを公式訪問し、ベトナムの指導者らと会談・会見しました。

双方は共同声明を発表し、両国の全面的協力関係をさらに発展させることで一致しました。ベトナム東部海域問題に関し、「DOC=海上行動宣言をはじめ国際法を基礎に 平和的措置で領海紛争を解決し、COC=海上行動規範を早期に制定する必要がある」と強調しました。ブンニャン主席との会談で、ベトナムのグエン・フー・チョン書記長は次のように語りました。
(テープ) 

「ブンニャン・ウォーラチット 書記長のベトナム訪問はラオス人民革命党とベトナム共産党大会が開催された直後に行なわれており、重要な意義を持つ出来事です。ブンニャン・ウォーラチッ ト 書記長の今回のベトナム訪問は両国関係を新しい発展段階に押し上げることを望んでいます」

*29日、ホーチミン市で、グエン・スアン・フック首相と各企業の経営者との会合が開催されました。「国の発展事業の原動力となったベトナム企業」と題するこの会合の冒頭で、フック首相は企業の困難解決と信頼醸成という政府の立場を再確認しました。フック首相は、「企業は生産・経営活動や、雇用創出、輸出活動などにおいて先頭に立っている」と強調した上で、各省庁と機関に対し、企業の意見に耳を傾け、企業の困難解決と有利な条件づくりに力を入れていくよう要請しました。

*先ごろ、ハノイで、国家選挙評議会は記者会見を行い、5月22日に予定されている国会選挙の正式な候補者名簿を発表しました。これによりますと、今回の選挙で、870人の候補者は184の選挙区で定数500を競い合います。

*28日午後、ハノイで、ベトナムのグエン・チ・ヴィン国防次官は、イギリスのロンドンに本部を置くIISS=国際戦略研究所のアジア地域担当ティム・フスレー氏と会見しました。会見で、ヴィン次官は、「ベトナムのゴー・スアン・リック国防相は同研究所がまもなくシンガポールで主催する第15回 アジア安全保障会議(いわゆるシャングリラ会合)に出席し、演説を行う」と明らかにしました。また、ヴィン次官は、「アジア太平洋地域の平和と安定の維持は世界の重大な課題で、ベトナムは常に、各国と協力して地域の平和と安定の維持に全力を尽くしてゆく」と強調しました。


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