* 21日、ハノイで、第13期国会第6回会議が11月30日までの日程で開幕し、その開幕式には党、国家、国会政府、祖国戦線の高級指導者らや、元指導者ら、老革命家、外国外交団と国際組織の代表らが出席しました。開会式で、グエン・シン・フン国会議長は「今国会は特別に重要な意義を持つものである」と強調し、次のように語りました。
(テープ)
「今回の会議で、国会は次のような問題を討議、決定します。第1、1992年憲法改正案。第2、土地法改正案。第3、今年の経済社会発展状況と国家 予算、来年の計画案と予算案、2011~2015の経済社会発展5カ年計画、経済再構築案の実施状況、国家目標プログラムの実施状況、政府債券の発行など に関する政府の報告。第4、政府の人事案と国会の各機関の人事案などとなっています」
* 23日午前、中部タイン・ホア( Thanh Hoa) 省ティン・ザ( Tinh Gia) 県にあるギーソン( Nghi Son) 経済区でギーソン製油所・石油化学コンプレックスの起工式が行われました。投資総額90億ドルを超えるこのプロジェクトはベトナム石油ガスグループ、クウェート国際石油、及び、日本の三井化学株式会社と出光興産株式会社の合弁により実施されます。起工式で、ベトナムのグェン・タン・ズン首相は次のよう に語りました。
(テープ)
「私は、ベトナム石油ガスグループ、クウェート国際石油、及び、日本の三井化学株式会社と出光興産株式会社及び請け負い業者、諮問者に対しこのプロジェクトの進捗度と質を確保するため、契約を遵守するよう求めます。また、ベトナムの関連各省庁がタンホア省、投資家と連携して困難を解決するよう要求します。」
* 10月24日の「国連デー」にあたり、グエン・タン・ズン首相はベトナム駐在国連の各組織の代表との会合を行いました。席上、ズン首相は国連の活動を高く評価したほか、ベトナムに対する国連の支援に謝意を表明しました。
* 今週、ベトナム・インド国交樹立40周年を記念する様々な活動が開催されました。21日、ハノイで、第6回ベトナム・インド人民友好フェスティバルが26日までの日程で開幕しました。今回は「ベトナム・インド間の友好と全面的協力関係は両国国民の貴重な財産であり、この財産を守ることは両国国民1人1人の責任である」というメッセージを送っています。
* 23日午前、ハノイ郊外バービ県、トゥイアン村でASEANの災害危機管理・人道救助の演習が行われ、加盟10カ国のほか、日本、中国、韓国のオブザーバーが参加しました。これは、万一、一カ国の対応能力を超える自然災害が発生した場合に備え、災害危機管理と緊急対応の協力、連携を演習する機会となります。この予行演習には2千人以上が参加し、数百の専用設備が利用されました。また、この演習はベトナムで行われたものとしては過去最大規模となっています。