11日からの一週間の主な国内ニュース

2013年の旧正月テトにあたり、ベトナムのチュオンタンサン国家主席は全国民と、軍隊、国外在留ベトナム人に向けて新年を祝うメッセージを送りました。サン主席は「2012年は国の発展事業において、我々は様々な困難と試練を乗り越えてきた。これらの困難と試練はまだ終わっていない。2013年を迎える瞬間はベトナム人一人一人が国を建設・保護してきた先祖代々の恩を思う時である。今日のベトナムは、ベトナム人の数多くの世代の犠牲や創意工夫、苦労、貢献の成果によるものである。我々の責任は祖先からの事業を受け継ぎ、国をさらに発展させ、保護することである」と強調しました。

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テトにあたり、グェン・フー・チョン共産党書記長、チュオン・タン・サン国家主席を始め、党と政府の指導者らは共産党や政府の元指導者や科学者、貧困世帯の家庭を訪れ、テトの挨拶を送りました。グエン・フー・チョン共産党書記長はハノイ市、タク・タット県を訪れ、党委員会、行政府、及び住民にテトのお祝いの言葉を述べるとともに、「工業化・現代化を進めるに際し、環境保全、人と人との付き合いの強化に力を尽くさなければならない」と強調しました。チョン書記長は次のように語りました。
(テープ)
「工業化を進めながらも、環境保全を進めなければなりません。近代化を進めながらも、同胞に対する親愛の情を守る必要があります。これはベトナムの伝統で、社会主義的市場経済の特徴でもあります。今後も、タク・タット県をはじめ、ハノイ市民が伝統を発揮し、首都の建設事業を促進するよう願っています」

*新年にあたり、ベトナム国内各地で、新春を祝う様々な祭りが行われています。北部ニンビン省ではバイディン寺の祭りが行われ、グェン・スァン・フック副首相が参列しました。一方、北部ハーナム省では、田んぼ祭りが行われました。この祭りでは20頭の水牛がファーム・ファッション・コンテストに参加しました。北部山岳地帯イエンバイ省では北西部の独特の文化の美しさを紹介する闘牛祭りや民間遊戯大会が行われています。中部トア・テエン・フエ省では武術祭りが始まりました。さらに、中部のコントゥム省では、ボートレースが行われています。

*今週、ベトナム中部沿海のカィンホア省で、同省の漁民は新年の漁獲を開始する式典を行いました。カィンホア省のほか、フーイェン省やビンディン省の漁民も新年の漁獲を開始しました。これらの省の漁民はチュオンサ群島付近の漁場に向かっています。カィンホア省ニャチャン市にあるホン・ロ港管理委員会のド・チュン・ヒェプ(Do Trung Hiep)委員長は次のように話しています。

(テープ)

「漁民の水揚げ量が高くなるよう望んでいます。私たちは漁民に良いサービスを提供します。昨年から、この港は拡張され、ロジスティックスサービスも国家水準に達しました、今後も、電力、水、氷などの供給を確保します」

ヒェプ委員長はこのように話しました。

*2月13日は世界ラジオの日を記念して、2月13日午前9時から11時まで、ベトナムの声放送局は「マルティメディア通信の時代における近代ラジオ放送」をテーマとした特別番組を放送しました。世界ラジオの日を記念するため、ベトナムの声放送局が行った活動について、国際放送連盟のAlain Masse議長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムの声放送局と世界各国のラジオ放送は世界ラジオの日を記念する活動を行っています。私たちは世界のラジオ局が参加できる国際委員会を設立しました。ベトナムはこの委員会に積極的に参加している世界25カ国の一つです」

一方、今年の2月13日から、ベトナムの声放送局は「radio.vietnam.vn」ウエブサイトを正式に開設しました。このウエブサイトは全国の63の省や市の放送局とベトナムの声放送局のすべての放送チャンネルを集めます。

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