11日からの今週一週間の主な国内ニュース

・ 9日から17日にかけて、グエン・シン・フン国会議長はロシア、ドイツ、ポーランドの3カ国歴訪を行なっています。フン議長の歴訪はベトナムとこの3カ国の立法機関の関係を新しい発展段階に押し上げると期待されています。

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メドベージェフ首相とフン国会議長

ロシアで、フン国会議長はロシアのメドベージェフ首相や、ナルイシキン下院議長とそれぞれ会見しました。

メドベージェフ首相との会見で、フン議長は「ベトナム国会は常にロシアとの戦略的かつ全面的なパートナー関係の維持・発展に全力をあげて取り組んでいる」 と強調した上で、「2015年に両国間の貿易額を70億ドルにするとの目標達成のために、ベトナムとロシア・カザフスタン・ベラルーシ関税同盟との FTA=自由貿易協定を早期に締結するよう」提案しました。一方、ナルイシキン下院議長との会見で、フン議長はベトナム国会とロシア下院が協力合意書に調印したことに喜びの意を表明し、次のように語りました。

(テープ)

「私はロシアに深い感情を持ってきました。両国は伝統的友好関係を持ち、協力関係を促進しています。現在、ベトナムは刷新事業を進めていますが、ロ シアはベトナムの戦略的パートナーになっています。これは両国関係の新しい発展段階を切り開きました。ロシアがベトナムの信頼に足るパートナーとなってい ることを喜んでいます。」

フン議長はこのように語りました。

他方、ドイツで、フン国会議長はドイツ連邦議会のラマート議長と会談しました。この席で、フン議長は「ベトナムはドイツとの協力関係を優先的に発展させる」と述べるとともに、ドイツ側に対し「両国政府、国会間の相互訪問、及び、国連や、ASEM=アジア欧州会議、 ASEAN=東南アジア諸国連合などの場における協力を強化するよう」求めました。
そして、ポーランドで、フン国会議長はポーランド議会のエヴァ・コパチ議長と会談しました。席上、双方は、両国の伝統的な友好関係と全面的な協力を強化することで一致しました。

・ 12日と13日の両日、グエン・タン・ズン首相はラオスで第6回カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム協力首脳会議と 第5回ヤー・メコン経済協力戦略会議に出席する一方、第7回カンボジア・ラオス・ベトナム開発三角地帯首脳会議を主催しました。これ らの会議でベトナムは貿易、投資、地域連結、人材開発分野での協力の強化に取り組む決意を表明しました。
第7回カンボジア・ラオス・ベトナム開発三角地帯首脳会議で、ズン首相は次のように語りました。

(テープ)

「ラオス・ベトナム・カンボジアの3カ国の協力が地域内の潜在力と3カ国の関係に値するために、3カ国の政府はさらなる断固たる決意を示す必要があります。2年前に、私たちは新たな状況と開発三角地帯の発展へ向けた総合企画を改正しました。今回の会議で、私たちは生産能力、競争力及び投資誘致能力を高める措置などについて討議することにしました。」

・ 今週、チュオン・タン・サン国家主席はキェンザン省のフーコク島にあるかつてベトナム共産党幹部など政治囚を収容していた監獄の跡地で、キエンザン省とベトナム捕虜連絡委員会はフーコク監獄の出所40周年を記念する集い及びフーコク島で犠牲になった戦士の冥福を祈る式典に参列しました。席上、サン国家主席は、各地方に対し、元復員軍人、特に敵の拷問で苦しんでいる高齢の元復員軍人に対するケア活動を積極的に行うよう求めました。

・ 今週、国会常務委員会、労働傷病軍人社会事業省、天然資源環境省、農民協会、法律家協会、クアンニン省、ハーティン省などは1992年憲法改正案へ向けた意見集約を行ないました。南部バリアブンタウ省で、グェン・スアン・フク副首相率いる作業グループは92年憲法改正案への意見集約作業を点検しました。同省の指導部 との会合で、フク副首相は「人民の意見は重要なチャンネルであり、憲法改正において徹底的に活用されるべきだ」と強調しました。

 

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